では日本で最も伝統がある有馬温泉の泉質の秘密について。鉄分が豊富でそれが酸化して赤く見えるとのこと。鉄分には保温性があるのだそうです。
加えて炭酸が豊富。炭酸水が有馬の名物とのこと。
塩分は海水が三パーセントであるのに対して4.6。これは保湿効果があるとのこと。
有馬温泉はなんと海が地下60キロのマントルで温められて出てきているとのこと。火山性じゃないんですね。海洋深層水?
プレートの沈み込む動きに合わせて海水やサンゴの石灰が引き込まれそれが鉄の成分を持つ岩の割れ目から噴出。
あまりにも成分が濃くて炭酸カルシウムでパイプが詰まり四日で交換しているとのこと。
ぐぐると5年という数字も出てきましたが場所によるということなのでしょうか。
有馬温泉は秀吉が好きだったらしく直轄地に。本人は使えなかったそうですが秀吉が造った湯船も残されていてこれが日本初の座って入る湯舟なのだそうです。
座ってお風呂に入るスタイルは秀吉が最晩年に開発したとのこと。ということは前田慶次の竹光のエピソードは大体座る入浴スタイルで描かれますけど考証的には微妙ということになるのでしょうか。
それどころか時代劇で立って入る式の温泉を観たことがないのですが、どうなっているのだろう。
これは「タイムスクープハンター」でやるしかないですね。
そういわれれば世界的にも座って入る温泉って日本ぐらいでしか見かけないですよね。この時に秀吉によって発明されたということなのでしょうか。
今吹き出ているお湯は600万年前の海水とのこと。
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