BS1スペシャル コロナ危機 未来の選択「マリアナ・マッツカート~国家は“最初の投資家”であれ」

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はほとんどコロナとは関係ない話。

アップルの製品を分析するなどして国がイノベーションを起こしてきたことを証明した人とのこと。
インターネットやGPSをアメリカ政府が開発したことは有名。
しかしipodについて書かれた図によると液晶パネルやリチウムイオン電池もアメリカの公的機関が開発したことになっていますが本当なのでしょうか?
これが本当だとしたら、「ソニーはなぜipodを開発できなかったのか」ということが盛んに言われていますけど、当たり前ということになるのではないかと思います。

民間がイノベーションを起こしたというのは嘘だという話ですが、でもやはりそれらを繋ぎ合わせて製品化する強みはあるのでは。

良く金子勝氏が国主導のイノベーションを主張していますが、ここら辺が元ネタなのだろうか?

国が積極的にイノベーションを起こすように投資していくべきだという考え。

国が倫理資本主義の担い手となるべきという感じらしい。
環境に良い会社に投資したり環境に対する要望を補助金の条件として盛り込むべきとのこと。タックスヘイブンを使用する会社には補助金を出さない。
それでは政治の力が絶大になるのかと思えば、イギリスでは市民会議というのがあってそれの影響力が大きいとのこと。
そういうのが無ければやはり政治主導ということになるということなのだろうか。

日本だと例えば国がジャパンライフにばかり投資するとかそういう事態になりそうですが果たして。

それでは権威主義国家が良いということになるのでは、と質問する聞き手の鎌倉千秋アナウンサー。

国家に偏ってもいけないとのこと。権威主義国家ではイノベーションは生まれないと言っている感じか。

コロナで防護服が足りなくなったのも国家がビジョンを示していなかったからとのこと。
一方で国は守ってくれないので民間の側は自分たちで守る必要があるとも。

私が思うにたとえばアメリカの自由主義は差別に基づいていると思うんですよ。差別を撤廃しないと国がなかなか介入できないわけで、差別の撤廃というのがこういった形を目指す実務的な難題として立ちはだかっていると感じます。

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