では山中教授は嗅覚障害を起こした患者さんが重症化しないことについて質問。鼻のところで獲得免疫を作ってしまうので本丸の肺に行ったときには重症化しないという論文があると山中教授。
それに答えて自然免疫だけで新型コロナウイルスを撃退してしまう人が多くいると宮坂昌之教授。
ダイヤモンドプリンセスでの経験から言えば、あの密閉状態でも19%しか感染しておらず、8割くらいの人は自然免疫で撃退してしまう可能性があるらしい。2000個くらいウイルスが入ってきてもそういう人は撃退してしまうのだそう。
その場合は獲得免疫が作られないのだそう。
つまり一般に過去に感染したかどうかを調べると解説されている抗体検査は、罹った人の数ではなく、自然免疫で撃退できず獲得免疫を作った人の数ということになるらしい。
つまり抗体ができたことを感染履歴とするならば、免疫が強ければそもそもかからない病気なのだ。
となると、免疫が強いことはそもそも罹らないことに貢献しているといえます。
アメリカなどでは抗体検査によるとすでに20%近くがかかってしまっている都市もあります。そうなるとすでに自然免疫で撃退できない人はすべて罹ってしまったということになるのか、それともそうではないのか。
ここでも人種の違いが関係しているのだろうか。
結局これを感染と呼ぶのか呼ばないのか。話の雰囲気からいうと呼ぶのだろうなという感じですけど、そこら辺をもっと整理してきっちり伝えてほしかったなと思います。
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