は討論会を目前としたアメリカ大統領選について。
討論会の失敗としてはゴアがブッシュジュニアを嘲るような態度を何度もとったことを例示。ブッシュはトランプ出現以前の大統領の中では圧倒的に頭が悪かったので、嘲りたくなる気持ちはわかりますが、それでも支持者がいるわけで嘲るのは彼らを嘲ることに繋がる。ゴアはそれを認識して堪えるべきだったのだ。
今思えばブッシュを支えていたのもきっとトランプの岩盤層のような人たちだったはずでそうであれば今日、対処の仕方がわかりますよね。
最高裁判事の任命については、ギンズバーグ判事はオバマ大統領に勇退を打診されていたのに続けてしまったので今回死亡に際して席が空いて共和党に指名されてしまったとのこと。
大統領選が終わるまで次の判事を決めないように熱望するという遺言を残したとのことですけどそこまで熱望するなら勇退していればよかったのに。
私はこの人ほんとにすごいのかなという疑問があります。確かに苦難を乗り越えて成功を手にしたんですけど、そんなに際立った業績があるのかなという気もします。
大統領選は大統領が負けを認めないと終わらないので、すでに法廷闘争の準備に入っているとのこと。
1876年に北軍の軍を南部から撤退させたことを紹介。
これによって奴隷解放以前より黒人差別が強まって今に至っているとのこと。
1月20日までに決まらないと下院議長が大統領になり、下院は現在民主党が優勢なので民主党になるだろうとのこと。
最高裁判事が何でも却下してしまったりした場合の司法に対する政治の対抗手段としては定員を増やすという方法があり、ルーズヴェルトがニューディール政策を行うために最高裁判事の定員を増やした歴史を紹介。
アメリカの三権分立のバランスは独特だ。
木村草太氏は小西氏にこのアメリカの最高裁が判断する仕組みについて問われましたが、特に中身のあるコメントをせず。アメリカ法は専門ではないとのこと。
しかし法律とは何ぞやというところを語る時にこういったことへの深い意見を持っていないといえないですよね。
つまりアメリカの法律は日本以上に人に拠るところが大きく、それはあくまで法律というものが人間性から出ているという真実を示しているのではないかと考えるのです。法律の基底を成すのが人間性であり道徳です。
コメント