藤井王位、広瀬八段に122手で勝ち2勝3敗 残留に望み 王将戦リーグ | 毎日新聞
第70期王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛)は2日、東京都渋谷区の将棋会館で2局を行い、藤井聡太王位(18)は広瀬章人八段(33)に122手で勝って2勝3敗とし、最終局の木村一基九段(47)戦にリーグ残留の望みをつないだ。広瀬は1勝3敗となった。
は終盤戦、藤井二冠の6四銀で盤石かと思われましたが、おそらく4八に歩を成ったのが良くなかった感じで混戦に。
「とりあえず利かし」はやっぱり逆効果のことも多いんですね。
6六桂が両取りにならず逃げられたり67歩を打たれる余地が。
AI推奨手であるにも関わらずプロ的に指しにくいと思われた2一飛を指したのは良かったですね。
4六桂が厳しいと思われましたが6四桂から一気に勝勢に。
しかしそこからさらに極端な逆転を繰り返し藤井二冠の勝利。4八角の局面は広瀬八段のチャンスだったんですけどね。評価値が一直線に進むのが本来の藤井二冠の特徴だとされているので、これだけでもやや不調だといえるでしょうね。
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