BS1スペシャル シリーズ コロナ危機「グローバル経済 回復力の攻防戦」 後編 その1

WORLD

後半は世界恐慌についておさらい。
アメリカの銀行を助けなかった政策が最悪でこれでアメリカ人の資産は一気に十分の一に。
これは社会的ダーウィニズムという弱いものは淘汰されるべきという理論に拠るものとの解説。なんかアメリカがもともと持っていた考えに最悪の形で「科学」が入り込んだ感じがしますよね。

対してケインズは支出を喚起するために失業率の改善を重視。

現代もケインズ路線で行くべきなのだろうと思いますけど、日本においては何もするなという社会的ダーウィニズムを想起させる様な声も強く間違った対応をしでかす雰囲気がそこかしこにあります。

歴史ではここでルーズベルトが登場。
ニューディール政策については赤字が膨れ上がったところで戦争という景気刺激がやってきたとのこと。

戦争の引き金としての世界恐慌に注意するべきだという話。

私は、やはり今を含めて恐慌というのは崖から飛び降りた状態だとすればわかりやすいと思うんですよ。脚が折れさえしなければそのあと何事もなかったように歩いていく。骨を折れないようにするのが政府の役目だ。

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