は角換わりの先手が4五歩の位取りから4六角を据える形。2五歩も突いていますし、打開が課題の様な気がしますけどAIの評価値はこれによって微増。これで良ければ先手の角換わりはやりやすいですよね。
後手は6二飛車型で即座に8四角と打って対抗。
手詰まりかと思えましたが、6五歩同歩同銀6六歩5四銀と読み筋を披露するAI。ここ突いて歩交換で収まるというのはあまり見たことがないのですけどこれが一つの将棋の真理という事なのでしょうか。
しかし先手は6五同銀と取ってしまい評価値は早くも後手勝勢に。こういう場合はここは取ってはいけないんですね。覚えておくべき手筋です。
61手目のAIの推奨手の6八金や6八銀といった受けも参考になります。実戦では6六銀と指され更に敗勢に拍車がかかることに。以下後手の勝ち。
一直線に見えてしまうような展開でもいろいろな手が隠れています。
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