は序盤、2四歩が候補手に出ていたので、おっと思ったら、藤井二冠は着手。さらにノータイムで先手は4六歩。すでに(AIで)研究済みなのでしょう。
同じ将棋ソフトを使っているのだろうと解説。
解説の井出四段は知っている手だったらしい。最近増えてきた指し方、と行方九段。
評価値を見ていると結構AIは左美濃を有力とみているようですね。藤井システムで滅亡したように思われていますけど、展開次第で、手順のどツボにはまらなければ十分やれるのでしょう。
今回新AIが導入されてパワーアップ。ここで新旧AIの比較。手が全然違いますね。さらに進化するともっと違うのでしょう。
AIは終盤強いので強いという事になっていますけど、序盤はまだ手探りであるという事が分かります。
新AIは手順も長く出てきてより楽しいですね。
AIが良く推奨する4二金上は指したくないと解説者。昔だったら常識的でしたけど、最近の棋士は逆に指したくないという事なんでしょうね。
井出四段は定跡書を出版したが、進歩が速すぎて書ききれないとのこと。そうであればOSみたいな随時更新の棋書が出てきてよい気がしますね。
ダイヤモンド美濃の真実には愕然としましたね。なんとなく感じてはいたんですよ。むしろダイヤモンド美濃は3九玉型の方が固いのかもしれません。
AIの7七角成同桂は衝撃的。こういう振り飛車の選択肢が存在したんですね。
8八角が悪手で差が付き、スタジオのテンションも下がり気味に。決断するべき時に決断できなかった印象です。大決戦をしたパターンも観てみたかったですね。そうでないとこの後手の構えの真価もわからないでしょうね。
解説の悪いながらも竜を封じ込める順は振り飛車党ならではです。
行方九段がパフェを頼んだ話をしていましたけど、将棋でも指したい手を指すというか構想を実現させるタイプなのでこういったところでも欲しい注文を貫いた感じで棋は人だなと感じました。
渡辺愛さんはパフェの話など、朗らかで明るい解説でよかったですね。
ダイヤモンド美濃っぽく組み替える4八金が敗勢ながら良い粘りでしたが、8二香以下は読みきりだった感じで後手の勝ち。5七桂みたいなアクロバット気味の手は棋風じゃないんですね。横綱相撲での昇級です。
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