は半藤一利氏追悼。
「戦争だけは絶対に始めてはいけない」という一番強調することですけど、世界全体という視点で観るならば、例えばシリア戦争に対して対処しないというのは世界の平和に対して罪である、といった状況ができてきています。
放置しないと世界全体が危機に陥る戦争というものはあります。それに対して対処しないのは一国平和主義と非難されもします。
そうであれば戦争をなるべく始めないようにするのは重要にしても、一番重要なのは戦争責任についてではないか。
半藤氏についても、歴史は語るけれども戦争責任は語らないと思う。
誰に責任はありその富や地位はどのような人間に引き継がれているのか。その中でだれがどのように責任を取るべきか、取るべきだったのか。そういったことが最重要です。
そういったことは語られない。それはやっぱり戦後の日本が戦争責任を語る人を社会から排除してきたからだと思います。
その旧弊を改めなくてはなりません。
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