第6期叡王戦予選羽生九段－森内九段/小林健九段－木村九段/第1局勝者－第2局勝者 その１

は３０年来の黄金カード。

相掛かりの焦点の難しい将棋でしたが、森内九段が優勢から勝勢に持ち込み羽生九段は際どく粘るも届かず無念の投了。

投了図は評価値的には大差ながらも、AIの読み筋を見ていると９筋を開拓して逃れていく筋があるらしく手数は結構続きそう。羽生九段の棋風からはかけ離れた手ですけど、そういう展開も見てみたかったですね。

感想戦を見ているとなにかあると思って何もなかったという感じのよう。実戦的に綾がありそうな雰囲気ではあるのですが、終盤の局面はAIはすでに敗勢の判定でした。