第79期 名人戦 七番勝負 第三局 2日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段

将棋
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初日。先手が選んだ戦型は最近増えてきた先手の急戦矢倉。棋聖戦と違って後手が5筋を突いてきてくれているので安心して選択できます。
今まさに対抗形で向かい合った瞬間、33手目のAIの読み筋は千日手。どうなっているのでしょう。
先手はAI推奨手である4七銀と上がらず5筋から仕掛け正調の米長流急戦矢倉から離れます。
AIは単騎で銀を敵陣に突っ込ませる読み筋を披露していましたが、先手は決戦ではなく厚く盛り上げる指し方を選び中原流急戦矢倉風に。しかしこのようにだらだらしていると先手の得が失われる感じで、現にAIは50%台ながら後手優勢と判定。

二日目もAIが推奨するような、5五に下品にぶちかますような手を先手は選べず、整備をしている間に先手風になった後手にそのまま押し切られて終局。

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