29日の大竹まことさんのラジオは、北野武氏の夢をかなえて個性的に生きるより清貧の方が大切なんじゃないかという意見について。
資源が限られているから、というこで、これはいわゆるコモンズ論ですよね。
しかし再エネの技術が発達して、シェールオイル・ガスが採掘され化石燃料すらだぶついでいます。節度は弁えるにしても、それらを元手により良い世界に向けて邁進するべきではないか。
本当にやりたい人は夢をもてと言われなくても目標に突き進む、ということ。これは本心の問題ですよね。ただ社会で環境を整えないと開花しない才能というのはあります。
教育に対する政府の予算の投資が国際比較で断トツに少ない日本はそういったものがあまりにも貧弱であるのが現状です。
夢の叶う叶わないを本人に還元する前に大人として社会に提言するべきことがあるのではないだろうか。なすべきことと逆の提言をしているように思います。
個性的に生きて夢に向かって突き進めという社会と、それを全力で足を引っ張る社会・政治が本音と建前として存在しますが、成熟した老年であればそこに向けて斬り込んでほしいものです。
結局政治にノータッチでいくら横暴が行われても何も言わない人がどれだけ教訓を垂れようとも一片の説得力も無いですよ。権力の尻馬に乗って威張っているだけなのですから。
夢をかなえたり大金持ちになっても幸せにはなれない、とのことでこれは科学的に一定以上のお金を持っても幸福度は上がらないということが言われていますけど、成功者の大金持の意見であることにプラスマイナスを含めて気を付けなければなりません。
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