4月22日 荻上チキ・Session-22 その1

#その他文化活動

は聞いてみて、戦前を語っていてなんでこんなにテンションが高いんだ。。。。?!もしや、と思ったらゲストは片山杜秀さんでした。

「学者に対する攻撃」がやっぱり翼賛体制構築までの肝だということは伝わってきました。

「暴力は転向させる」ための手段であったとのこと。

治安維持法は、大正デモクラシーを代表する政治家たちが共産主義を警戒して成立させたとのこと。

共産主義が名前を変えて活動することを恐れて、共産主義に的を絞らず、運用の権限を大きくしたまま通したとのこと。

第一次世界大戦でドイツが戦争に負けたのはフランスやイギリスの軍隊に負けたのではなく国内のタガが緩んだからである。日本は天皇主義のタガが緩まないように治安維持法が導入されたとのこと。

対外的に必要以上に構えたところから国家が瓦解し始めたと総括できるでしょう。

私は武術をやっているのでその例えになりますけど、脱力した力みのない自然体が強く、力んだらその時点で負けなのです。それは国も同じと言えます。

それを思想で表現したものが、伊福部昭さんの家学だった老子で言えば「無為自然」ということになります。

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