「生活が…」泣き崩れる傍聴者 派遣法改正案 衆院通過へ

#その他文化活動

21日の「サンデースクランブル」では朽ちる甲冑を取材し、文化財保護の惨状を特集。

コメンテーターの人は、上手くショーアップしてお金を稼いでほしい、と言っていましたけど、そのような問題であるわけがありません。日本政府の感覚がこのような感じなのでしょうね。

フランスの取り組みを紹介していましたが、そのように職人を公務員化するのは一つの有力な手段だと思います。

サンデーモーニングでは「「生活が…」泣き崩れる傍聴者 派遣法改正案 衆院通過へ」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015061902000244.html)では岸井主筆は「良いところも悪いところもある」とコメントしてほぼおしまい。

実際のその雇用破壊の現実は、リンク先を読むと分かりやすいです。

「風をよむ」は安保法制に見る政治と学者の関係について。

ハリス鈴木絵美氏は学者と政治家だけでなんで国民が出てこないんだ、日本人は学者というと神だと思っている、そこがアメリカと違う所だと指摘。

デモをたくさんやっているのにTBSは流さず、議論があっても取り上げないのです。ハリス鈴木絵美さんは拝金主義のメディアと一体化してその偏向を指摘しません。

また意味のない文字を羅列する岸井氏に対して「岸井さんにそういった形でメディアを引っ張っていってもらいたい」と田中秀征氏。これは説明不要の絶妙な嫌味だったと思いますね。

デモについては「93歳寂聴さん、国会前「命懸け」スピーチ」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061902000144.html)をわずかにやって、

「安保法案、1万5千人が国会囲む 女性らが「人間の鎖」」(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015062001001744.html)をそうとも示さずかすめるだけ。

「「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む」(http://www.asahi.com/articles/ASH6G5W4WH6GUTIL005.html

「【動画】「戦争反対!」渋谷で若者らによる安全保障法制反対デモ」(http://blogos.com/article/116687/

もやらず。

寂聴さんなんか普段はワイドショーでやるのに、こういう時は各局だんまり。拝金主義で「北朝鮮のロイヤルファミリー」ばかりを追い続けます。

報ステで流れた「デモなんて怖いって言ってもやはり行動せずにはいられないのです」というコメントはやはり注目です。日本社会で声を上げるというのはそれだけリスクがあるということなのです。

そのようになる原因を追究して、改善を迫る努力を全くせず、政府・企業・社会と対立しないで市民としての自覚にすり替える議論が横行していることが、日本の民主主義がいつまでたっても前に進まない一等大きな理由だと考えています。そのような態度をとったことがある論者には過ちの前で悔恨していただきたいです。

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