は「社会はどう壊れていて、いかに取り戻すのか」(金子 勝 (著), 伊東俊彦 (著), 伊多波宗周 (著), 高橋若木 (著), 竹田茂夫 (著))の宣伝から始まって
「「250ミリ」軸に検討=原発緊急事態の被ばく限度―規制委」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141210-00000069-jij-soci)について。
こちらは「緊急」とついていて、ラジオの話しではついていませんでしたが、あくまで看板が「緊急」なのか、もしくは本当に緊急時だけなのか、ニュアンスがかなり違うので本当にこの記事であっているのかなとさえ思ってしまうのですが。
地元では風評被害の払拭ばかり言っている、ということで室井さんが疑問をぶつけると「地元の人にはちゃんと情報が流れていない」「選択肢はメディアは報道しない」「中間貯蔵施設が無いと解決しないと思い込まされている」とのこと。
セシウム回収型焼却炉も最近やっと地元で知られてきた、とのこと。汚染と取り除くことができるということが知られていないんですよね。
しかし、これはインターネット系のなどのメディアなども言わずに、ほぼ金子―児玉人脈からの発信しかないんですよね。第三者的に有効性を確かめ難い憾みがある。
メディア的にはどちらかというと金子さんは既存メディア系の人脈の方が強いのでネット世界にも情報が流れていかなかったという所があるのではないかと思います。
あとは、FITそのものが全量買い取りが前提であるというお話。
経産省のミスなんですから、仮に接続しないとして、有志のポケットマネーで余剰電力分の代金を業者に支払うのが妥当ではないだろうか。
FITはそもそも日本は買い取り価格が高くて、これ自体は悪いことではないのですが、今まで再エネを振興してこず、技術力が低くて高いパネルしか生産できない日本の電機メーカーのパネルを使うことを前提に制度が設計されているといわれます。
そういう風な視点からみると、パネルを買ってもらって天下り先の電機メーカーなどに利益を分配できたら、あとは原発の邪魔になるので電気はいらない、という経産省職員の個人的な欲望が透けて見えるといえるでしょう。
当然の視点だと思うんですけど、こういった取材をしているメディアは知らないですね。
大手メディアで報道されませんが、経産省職員は原発関連メーカー、電力会社やその関連の財団法人・社団法人などへもたくさん天下りをしていて、それが推進する理由になっています。
本当は民主党がこういったものは切らなければならなかったし、地盤・看板・カバンを受け継がせない選挙制度改革であるとか、いくらでもやることがあったのですが、やりませんでした。
これは、菅・野田の責任です。総理になるまで嘘しか吐かず、政権を握るや官僚べったりになった菅直人の責任は日本の歴史の汚れと言えるほどに極めて重いといえます。
ラジオのこういった話では(http://www.iwanami.co.jp/311/)に書かれているのがよくまとまっていますよね。
他の人のも何人か読みましたけど、注目している人のでも、自分は学者だから考えてればいいや、といった感じの文章が多く、温度差があります。
直後の吉田照美さんのラジオでは、孫崎亨さんが吉田照美さんをツイッターで褒めたというお話。
しっかりやっている人でも孤立しがちなので、褒めて繋がると良いんですはないですかね?
冒頭は新垣隆さんが今年の一字に「嘘」を選んだという話。
この前新垣さんがピアノを弾いているのをテレビでみかけましたけど、流石にプロの技術。しかし、冒頭に取って付けたように不協和音を付けるところに調性のある音楽をやる恥じらいが。
この無調優位の思想こそ私は「嘘」だと考えています。
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