「GDP悪化 政府の政策に批判の声も」(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20141117-00000036-nnn-bus_all)とのことで、アベノミクスの崩壊が共通認識になりましたが、今まで提灯持ちをやっていた人の反応はそれぞれ。
リフレ派で原子力複合体の構成員である森永卓郎さんや飯田泰之さんは金融緩和は良かったが消費税が悪かった、という逃れ方。
飯田氏はモーニングバードで企業業績は上がっている、との主張。
一緒にモーニングバードに出ていた岩上安身さんが金融緩和で市場に流した100兆円の内の70兆円がアメリカのヘッジファンドに流れて、その博打マネーで株上がっている、と解説しましたが、その企業が持つ株の含み益で企業業績が上がっているようにみえているだけなのです。
それが給料は上がらなくても臨時で収入が入ったということで大企業のボーナスにつながっています。収入に見合う支出の仕方であるといえます。
設備投資を伴わない今の企業業績は水ぶくれに過ぎないといえる。
仮に仮に、本当の意味で企業業績が改善することがあったとして、飯田氏はトリクルダウンを信じている時点で、虚構の信仰の世界から情報を発信しているといえます。
森永さんはトリクルダウンを批判しているようですが、リフレ派でトリクルダウンを批判するって、そもそも根本的にねじれていませんかね?
この人は悪い意味で評論家的ですから、いろいろなところが矛盾していてとてもではないですけど実践的ではないんですよね。
企業が本当に社会そのものを富ましめられるか、ということはその成長の質が核心に実を伴った良質なものなのかどうかにかかっているのでしょう。
洋の東西を問わず、芸術と学問は両輪であり、学問の中に芸術があって、芸術の中に学問があった。私は、このような虚の理論に対して美的嫌悪感を感じることはとても大切なことだと思っています。
市川眞一氏はいまだに、消費増税によって社会保障の制度の財源的な裏付けを作るべきだ。とコメント。支出の内訳をみていない?
ニュース9では大越キャスターが「もう少し時間をかけて看る必要がある」と主張。
ネットでこういうことを言うのではないかといわれていた伝説の言いわけで、麻酔が切れたら病気が治っているのではないか、という類の意味不明さ。
やはり敗戦直前の軍部の物言いとかぶるというのが、率直な感想です。
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