報道ステーションの岩路真樹ディレクターが亡くなったとのことですが、あまたの報ステの特集を指揮されていたとのことで、私もたくさん勉強させて頂いたことになります。
政府から見れば際どいように見える特集も多く、こういったものはミスはもちろん、揚げ足取りのような形のものでもさせれば危機を招きかねません。
するべき報道をするために、物凄い精力で穴を全部潰して、心血を注いで形にしていたのは私も感じていました。
ここからも類推できると思うのですが、最近では「いじめの加害者、成長後は健康?」(http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140514001)なんていう記事もありました。
(これは社会が荒れて堕落しているからで、いじめると逆にストレスを感じるような人間を増やさねばなりません。そうすればまた結果も変わってくる可能性があるでしょう。報道や社会的な行動においてもまた然り。)
悪い奴ほどよく眠る、といいますけど、悪い人間は周囲からプレッシャーがかからないのでストレスが無く長生きするんですよね。ナベツネとか中曽根とかそうでしょう。
逆にやる気のある人ほど風当たりは強く、摩耗しがちです。
有志の方には攻める以上に、いかにストレスを防ぐかの工夫に心血を注いでもらいたいと思います。
十一面観音像には「暴悪大笑面」という悪を笑い飛ばす顔があります。これも悪は深刻にとらえないで笑い飛ばすような姿勢のほうが、ストレスフルな生活にならないで済むという先人の智慧なのかもしれません。それが結局は戦略として一番合理的ということでしょう。
ご冥福をお祈りします。
9月1日の「荻上チキ・Session-22」では「91年前に関東大震災で起きた朝鮮人虐殺。その時、何があったのか?そこから何を学ぶべきなのか?」という特集を。
警察や軍が深く関わっていたのだが、今度の教科書から自警団がやったというだけの記述になったとのこと。
その時横浜で暴動を起こしているから鎮圧しろという指令を出したのが正力松太郎だとのこと。
正力松太郎のウィキペディアは抑制策だったとの意味不明の記事になっていますが、論理が繋がっておらず、率直なものに変えた方が良いのでは。
これの現代版であるヘイトスピーチの影響で新大久保はめっきりさびれているそう。デモが無いと言っていた人間はヘイトスピーチも批判するのか、といっていた東という「哲学者」もいました。
営業妨害どころの話ではなく、あれでは余程の用事がある人以外行かなくなるでしょう。家々を殺害予告をしながら練り歩いているようなものです。
31日の「渋谷和宏・ヒント」では渡邉正裕氏を招いてブラック企業問題について。
ブラック企業は情報公開が法制化されれば一気に減るとのこと。
ブラック企業がブラックなのはブラック企業だと開示した上で採らないからなんですよね。ブラック企業問題で企業側からの反論を読むことがありますが、大体この最重要の論点が抜けていて、内容が無いものが多いです。
良いところは積極的に開示してくるので、開示しない会社はブラックだと思った方が良いとのこと。
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