太田記念美術館 葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美 その3

サンデーモーニングの「風をよむ」は捏造と海外の評判について。

西崎文子さんはお上任せの気風を理由に挙げていましたが、それでは原因を明らかにできない問題も多いです。

大体は間違った歴史認識と連動しているのですが、個人主義が足りない、という文脈であらゆる矛盾を解釈したように思うのは、過去の時代の考え方の傾向であって問題の本質を誤ると思います。

岸井主筆は、海外では日本が右傾化していると言われている、といっていましたが、それはそうとして、反日三兄弟に安倍等々を加えて、要所で間違った判断を繰り返す政治家がいることも指摘しなければなりません。そしてそのことを国民は大手メディアの報道で知ることができないのです。

「維新、結いと参院統一会派結成へ=石原氏が容認」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000070-jij-pol
は以前の古賀茂明さんの、みんなはタカ派・ハト派の対立で割れたという解説が、大きく本質を外していたことを示しているといえます。(http://blogs.yahoo.co.jp/ffggd456/53932803.html
わたしには何を見ているのか見当もつかないくらいなんですが、そういう解釈をしていた人は結構みかけましたよね。

なんか仲が悪いな、という以上ではなかったといえます。

ニュースキャスターでは、福本容子毎日新聞論説委員が、無駄遣いに関心を持ってもらいたい。といっていましたけど、TBSが言うことではありません。

土曜日のテレ朝の午後4時台は林先生の授業の再放送。取り上げられたのはアート引越センターで、その手腕の素晴らしさを延々と。

アート引越センターはテレ朝の広告主であって、電波の私物化です。このように番組で取り上げる代わりに広告を打つという利益の循環が指摘されています。

引っ越し業界は、一時期社員の待遇の悲惨さなどが話題になったことがあります。報道機関としての責務を負っているテレビは、ジャーナリスティックな視点を入れてバランスをとるのが最低限ではないか。

広告主であるという意識が働いているとすれば、放送法の

『第12条 放送事業者は、対価を得て広告放送を行う場合には、その放送を受信する者がその放送が広告放送であることを明らかに識別することができるようにしなければならない。』

に違反します。公共性にももとります。

金曜日の報ステの「「エネルギー基本計画案」自民党が了承」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38073)では普段原発に触れない浜矩子さんに原発関連の話題が振られたので、注視したのですが、核武装について触れるのみで、経済性や推進の責任についての言及はなし。

このニュースでは福島の「反省」をテロップで表示。「深い反省」という文言の削除という重大な書き換えがありましたが、まずは取るべきは福島の「責任」であって、反省はあくまでその次なのです。

浜さんは、いかにもバランスとっているように「原発アレルギー」の対極として核武装を出しましたが、おそらく経済性などから脱原発を目指すような人は「原発アレルギー」なのだと思っているのだと思います。

「深い反省」の削除の部分について触れなかったのはそのせいだと思います。

原発の経済性に対する誤評価を続けてきた反省が無い所が、正しいデータを直視すらしていないのではないか。

浜矩子さんは、適当発言で本質から遠いところをほじくるテレビの嗜好品なのだと思います。

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