3月9日 テレビ朝日 天空のヒマラヤ部族

国内番組

は凄かったですね。

ポクスンド湖凄いですね。
間違えてコンピューターグラフィックスで塗りつぶしてしまいましたといった感じの色だ。

地学の村瀬哲史氏とタイアップして解説してほしいです。



「陸海空」らしいドローンの空撮がきれいです。
しかし、デジタルカメラって映像の滑らかな移動に弱いんですかね?ちらちらノイズが入りますよね。惜しい所ですしこれから改善されていくのでしょうか。




ボン教の村でボン教美術が出て来ましたけど、チベット密教との違いがにわかにはわからない。

仏のようなものが描かれ禅定をしている。曼荼羅が描かれている。
これらがボン教だとしたら密教の曼陀羅などはこの影響なのだろうか。
Wikipediaによるとやはり曼荼羅は古代インド由来だそうですけど、ネパールも古代インドといえば古代インドだ。
それに何かヒマラヤの山々が神々だとしてそれを俯瞰で図で表すと自然に曼荼羅になってしまう様なものを今回の旅から感じたのですが、果たして成立と関係あるでしょうか。

チベット密教美術から感じる癖みたいなものはボン教由来なんでしょうね。




最近池上彰氏の概説本でボン教は仏教伝来以前のチベットの信仰と書かれているのを読んだんですが、Wikipediaによると仏教伝来と同時に姿を現した感じの宗教で仏教の影響が強いらしい。通り一遍のものは往々にして不正確だ。
日本の神道が仏教っぽいようなものかもしれない。

2019年の冬は例年になく雪が強かったらしく、冬の牧草地への移動の最中にヤギ3000頭のうち2000頭が、ヤク300頭のうち75頭が死んでしまったというのは異常気象に対処しきれなかったということなのでしょうか。

案内人はここに一人で入っていたのだろうからすごいですし、皆が死にそうな雰囲気の中で芸術的な絵を撮るカメラマンが凄い。

しかしここに住むというのは凄い。高い所は標高4500メートル超で、生きているのもやっとです。
なんでここに住むのだろうという疑問は消えなかったですね。

チベットの人たちがどのように暮らしているのかがわかりました。
牧畜と農耕のハイブリッド。さらには交易なのでしょうか。

ダライ・ラマ14世のカリスマは凄いですね。ネパール側なので安心して拝めます。

十分面白かったですし、荘重な雰囲気ではやっていましたけど、いわゆるナスDの企画です。「陸海空 地球征服するなんて」の延長線上の番組でありそのノリです。
実際には観たことが無いのですけど、おそらく「川口浩探検隊」と同じノリです。
週刊誌にスキャンダルが載ったこともあるので信頼性も大丈夫なのかなという目にもなります。

なので「絵」に重きが置かれていて、文化的なところや歴史的なところ、どのような暮らしをしているか、例えばどのような教育を受けているのか、結婚がどうなっているとかカトマンズとの関係とかといったところがすべて省かれていたのが残念なところといえば残念なところでしょう。

恐らくフィルムにはそのような所がたくさん映っているのでしょうから、そういったところを重視した別番組をもう一本作ってもらいたいと思います。

後半は河口慧海の足跡をたどる旅でしたが、河口慧海に関する説明が無いのも一般視聴者には意味が分からない所でしょう。

河口?当たり前だよ知ってるよ、という人なら良いかもしれませんが。

これも一本の歴史番組にしてもらいたいところです。

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