は最近革新性が話題になることが多い狩野派について。
もうちょっと江戸中期以降の狩野派についても知りたかったのですが江戸前期までが扱われる範囲でしたね。
狩野永徳は「恠恠奇奇(かいかいきき)」といわれたらしく、現実を超越したものを描くところにこの流れの真骨頂があるとのこと。
その流れの狩野山雪は「奇想の系譜」にも入っているみたいですね。となると意外にも狩野派の正統が奇想の系譜の元祖なんですね。
主として牧谿・等伯・探幽といった人たちの流れは入らないということなのか。
やっぱり日本画は高雅な抽象画だなという感想。
江戸絵師の個性の豊かさを改めて知ることができた番組でした。
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