BS1スペシャル「欲望の資本主義2020スピンオフ スティグリッツ大いに語る」 その1

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【出演】経済学者/コロンビア大学教授…ジョセフ・スティグリッツ,経済学者/大阪大学准教授…安田洋祐,【語り】柴田祐規子

ではアメリカ人の賃金は上がっていないということで、企業と結託して中国やバングラディシュの労働者と競争させられているにもかかわらずアメリカの労働者を救済しなかった共和党を批判。
ただ企業に賃金を上げさせるのでは国際間競争に敗れてしまいますので、私は最低賃金を上げるか、賃金はそのままにしても何かしら生活支援をするのが最善だとも思うんですよね。子供手当を通して子育て世帯に手厚くすることで人口減と両方に対処できるのではないか。

特にコロナ時代においては社会的に接触を減らしながらできる最も有意義な仕事の一つは子育てだと思います。コロナ危機の時代を子育ての時期にするべきだと考えます。




トランプの経済政策はここまで悪い経済政策をとれるのかと驚愕したとスティグリッツ。中国との間に障壁をもうけてもバングラディシュやベトナムに行くだけでアメリカには戻ってこないと批判。

これはあほな政策として有名でしたけど、一方で真の狙いは中国叩きだと言われていますね。
この政策は知財を盗む中国への怒りであって、覇権争いであって、経済政策ではない。実際ファーウェイは現在そこそこ苦境のようだ。
雇用の点からのみ論評するのは明らかに不足だ。

ルールが大切だからトランプの政策は駄目だというのですけど、そうであれば今までルールを破ってきた中国はどうなっるのかということになる。

全編を通して中国に触れないのがスティグリッツの不審なところだ。

GAFA以外もアメリカでは独占が強まっているとのことですけどそれも国際間競争、中国の存在抜きには語れないことだ。

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