では世界遺産の候補について学術的な調査をするイコモスの意見が通らない事態が多発。
最終決定をする世界遺産委員会は本来は例えばあの地域にはちょっと少ないからこの遺跡は薄くても入れておこうか、などといったバランスをとるために自由裁量権を持っているらしい。
それがODAやら(賄賂やら)ロビー活動で決定するようになってしまった、という話。
日本の官房機密費など典型的な一例ですけど、どこもかしこも全体のために自由裁量権を持たせるととことん腐敗してしまいおとがめを受けないというのが現代の流れのようです。法律で罰せられなければ倫理は全く構わないという姿勢です。
今思いついた対策としては、違法と適法の中間のような部分を充実させる必要があるのかもしれない。
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