第33期 竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太棋聖 対 丸山忠久九段

将棋
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は放送をしっかり確認しました。
戦型は角換わりの先手棒銀。棒銀って評価値48~50あるんですね。
千日手に。
角換わりにした瞬間千日手と表示されて波紋が広がっていましたけど、結局千日手になった形です。

指し直し局は一手損角換わり。これもAIによって絶滅しつつある印象があるのですけどどうなのでしょうか。

後手が角を追われた時にプロ好みの角を成ら無い手を解説では推奨していましたけど、AIは3八角成を推奨していましたね。AIの手って結構素直なことが多い印象がありますね。

恐ろしく長く評価値が互角の局面が続きましたが、後手の5五銀がいい手でしたね。対して2三角成が候補手に無い手で形勢がこの日初めて揺れ動きました。この自然に見える手が唯一の悪手だった模様。AI視点でこれしか悪手がないような将棋は珍しい。

しかし7七桂成を決めずに6九馬がわずかに悪手だったようで、先手の3一銀が飛んでくることに。プロは駒を渡すのを嫌がりますけど、駒を渡して決めてしまったほうが正しい局面が殊の外多いですね。
丸山九段は持ち時間を残していたのが本当に賢明でしたね。5一玉が勝着です。
銀河団じゃないですけど羽生世代の周辺は人材豊富ですよ。特に丸山・森内は藤井二冠と棋風が似ている感じです。本局もとても指し手が噛み合っていた感じです。鉄板の面で押し合っているようだ。
藤井棋聖にとっても上の世代が強いとやりがいがあるでしょうね。

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