サントリー美術館 開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」III コーニング・ガラス美術館特別出品 あこがれのヴェネチアン・グラス―時を超え、海を越えて

#その他芸術、アート

渡辺えりさんがテレビのコメンテーターを外れるようですけど、朗読劇「核・ヒバク・人間」という反原発の朗読劇をやるのが原因みたいですね。「原発反対を訴えた芸能人が、バッシングをされてしまうということがありましたが」とホームページにありましたが、そういうことでしょう。(現在出演されているようです)

地味なところでは?おすぎさんもでなくなりましたけど、こちらも反原発発言が影響しているみたいです。

ラジオでは生島さんがひどいみたいですねぇ~。寺島実郎や「低量放射線は怖くない」の中村仁信という人を呼んで、騒ぎすぎだと盛り上がっているみたいです。この人、子どもの話とかはしないみたいですね。実にどす黒いです。

恐らく事務所を持っていますから、原発派でいることが保身になる、と思っているのだと思うんですけど、脱原発はとしては、スマートにプレッシャーをかけてそういう通念を覆したい所。
原発に賛成すると保身になって、脱原発というと締め出しを食らう、というこういう流れを変えなければなりません。

小沢は海江田支持で、近年プッシュして来た人でも流石に擁護しきれないのではないでしょうか。もともと無理かもしれませんが、脱原発を掲げて政権を突っつくことも出来なくなりました。

法的な話、権力闘争の話は別として、小沢は昔から評価しておらず、政策もまるで一貫性がありません。手腕も自身が後見となった政権で出尽くしていると思います。

岩手で余り小沢の悪口を言うわけにもいかず、さりとて嘘もつけないので、小沢に良くなってもらうしかない、ということで、その昔事務局に、イメージも良くなるだろうし環境問題に主体的に取り組むべきだ、と投書したのですが、どうもスルーされた模様。
今回も理念も何にも無い支持でしたけど、まず脚下を見つめ直したらいかがでしょうか。

行って参りました。
「エナメル彩脚付鉢」はイスラムやビザンチンの影響があるとの事。
「ダイヤモンドポイント彫り蓋付ゴブレット」もヴェネチアあるいはカタルーニャの製品で、イスラムの影響があるとの事。

この時代を起点にすれば、西洋はキリスト・イスラム・ユダヤの混交が正統なような気がするのですが、それが美術品に表れていると思います。ユダヤについてはゴブレットになんとなく感じるくらいでしたが。
「レースグラス脚付鉢」はレースの格子の中に、一つ一つ気泡が入っている作りで、凄い技術力です。美しさもかなりのもの。

「『ガラス製造術』アントニオ・ネーリ著 1612年」という本でムラーノ島の中で守られていた秘伝の技術が流出したらしく、以降ヴェネチアは主導権を失ってしまうとの事。

イタリア製の「ワイングラス(丸の内3丁目遺跡出土)」は「たばこと塩の博物館」でもあった、旗本の屋敷から江戸初期に出土したもので、当時の武士は日本酒、泡盛、ワイン、ジンなどを楽しんでいたそうです。

日本の切子はこのヴェネチアン・グラスの技術が基本になっているらしく、「ぎやまん彫りふきのとう文緑色脚付杯」など、簡素な武士的な風格に痺れます。
かき氷を入れると丁度良さそうで、グラスの美しさには、心が美しい女性の内面を思い出させずにはいられません。

「弦朝顔形杯」など、透明で清らかなものが多く、ボブヘアーをひっくり返したような感じがいたします。
りのさんは髪型を変えられたようですが、竹内さんは度胸があってとてもよい人なので、よい影響があるとおもいます(^_^;)
ごきげんようは巧みな話術と後ろ向きなオーラに圧倒されました。
夏休みの公演はお疲れさまでした。それでもゆっくりとはできないと思いますが、なるたけ余裕を持ってお仕事にお臨みください(^_^)

運やめぐり合わせもありますが、りのさんは物言いもとてもはっきりしていて、芸能人としてとてもレヴェルが高いと思いますので、自然体でおすごしください。

「練上手徳利」はマーブル柄で、色の違うガラスを組み合わせていたのだろう、といわれていたのですが、ヴェネチアン・グラスの様に耀変で出した可能性があり、まだ製法が確定していないのだそうです。
「練上手可杯」などをはじめ、ガラスに土の味わいが加味されるようで、この柄も面白いです。

近代のガラスはやはり技術の進歩で、自由に作れるのか、華美で楽しかったです。「花形ステム・ゴブレット」が青・緑・赤・と三色が散らされた精巧な杯で、典雅でした。

現代美術の部ではヴェニーニ & C .:パオロ・ヴェニーニ、フルヴィオ・ビアンコーニの「Fazzoletto (ハンカチ)」がカーテンをひっくり返したような器で、良い質感を出していました。

ヴェネチアン・グラスは技術が素晴らしく、涼やか。切子の源流を見るという意味でもとても面白かったです。遠くからはるばる、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました