日本の女子のレスリングは強いですねぇ~。伊調馨さんは潰し技が上手くて、小原日登美さんは腰が強くて対応力が凄いですね。
伊調さんは今回攻撃的なスタイルに変ったとのことですけど、すっと入っていくタックルの上手さにも、潰し技の上手さが生きていたと思います。
決勝は寝てしまいましたけど、予選は珍しくすべてみて、特に小原さんの決意のこもった雰囲気には心を打たれました。
TBSで合宿風景を流していましたけど、よい意味で愉しそうにやっていて、ハードワークの中にも悪い意味での体育会系の雰囲気は皆無でしたね。
レスリングを観ながら報ステをちょこちょこつけたら、義援金の行き先についてやっていたんですけど、つなぎになってとても助かったとはいえ、そういう一時金も原発被害者の方には東電が工面して、その分を津波被害の方に回すのが当然だったと思うんですよね。原発は人災ですから。一部が賠償金的になっているとしたら、やりきれない思いもあります。
次の日の吉田さんは慎重に圧倒していて、この人は野生度満点ですね。
柔道の松本薫さんはテレビに色々出ていて、その中で「恩師」ということで教えた人が出ていましたけど、スパルタ教育の人のようで、眼が普段から血走っていて、これはヤンキース黒田の監督系ですね。松本さんが本来、滅茶苦茶お茶目だからたまたま育った感じだと思います。
北島はリレーのタイムはなかなか良かったようで、調整のタイミングを間違えましたかね?そもそも北京でかなりいっぱいいっぱいな感じはしていたので、今回も歯車がどこか間違うと勝て無い様な状況ではあったのでしょう。
ロンドン五輪のプールは波が立たない特殊なプールらしく、それで新記録がたくさん出ている可能性があるとのこと。技術で抵抗を減らすのが上手い北島選手の泳ぎの長所を減殺された可能性はあるのかもしれませんね。
用具といえば、しかし、フェンシングは色々文明の力を使っていて良いですね。剣道もさすがに変えるべきだと思うんですよね。必要なのに使えない斬り方が多すぎる。
サッカーはどうも準決勝に永井は出ないという情報が周辺から流れていたらしく、コメンテーターの人は監督はそういうせこい情報戦はしないだろうから出ないだろうと言っていた所出場。
なにかやはり無理している上にだまし討ちのようで、ここらへんからテンションションが下がって勝てなくなってしまったのではないかと推察。
ダルビッシュですとかももちろん実力があるんですけど、それにしても盛り上げ方が異常で、何か社会全体に一人スターが出るとそこに依存してしまうような所があって、そのマイナスが永井の起用・情報戦に繋がってしまったのではないかと感じます。
テレビではオリンピックの回顧番組をやっていましたが、例えば8月11日の日テレの朝9時代のニュースでは、モスクワオリンピックでは西側諸国がボイコットした、とやっていましたが、正確にはアメリカとその影響下の一部の国だけで、西ドイツ以外ヨーロッパはあらかた出ているんですよね。
今でもマスコミの誤報で西側諸国が出ていなかったと思っている人も多く、対米追従の実態はタヴーの一つということなのでしょう。
アメリカだけのものがグローバルスタンダードと喧伝されるのと同じですよね。
甲子園の奪三振記録の人はダイナミックなフォームでしたね。前にすいえんさーで、背中の深くから使ってモーメントを稼ぐと球速が上がる、ということをやっていましたけど、この人のフォームは典型でしょう。投げる手の反対側の脇あたりを中心に回っているので、最後に大きくよろめくんですよね。
昔はこういうフォームはたまたま出来た人がたまたま速い、という状況だったとおもうんですけど、こういうことが知識化されてきてみんながそういった事を土台に更に競い合うことでレヴェルが上がっているように思います。
あとリリースが独特だと思うんですよね。普通はリリースの瞬間を見せないために打者から見た時に頭の後ろに被せる、といった工夫をするんですが、この人は手を放り投げるので、リリース地点が予測し難いという意味で投げる瞬間が判りづらくなっていると思います。
今回の五輪のメダルの多さについて、変な組織や怪しげな団体に行くお金がちゃんと選手に流れるようになってきたから強くなったんだ、とたしか玉木んぐが言っていましたけど、今まで韓国などの資本の集中投下に対して裾野の広さで対抗してきた、といった話が語られていましたけど、やはり半ば嘘で、変な所に流れていた&お金を出していなかっただけだと思います。
裾野が広いのは経済発展して時間が流れているのを考えれば、ただの自然現象だと思います。
日本全体もまた然りで、お金が流れるべき所に流れるようになれば少しづつ息を吹き返すのでしょう。スポーツ界が先鞭をつけた、といった感じになったら良いですね。
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