「「原発重大事故はない」と経産省、拠点対策せず」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130323-OYT1T00584.htm)とまた安全神話によりかかった怠慢が明らかになりましたが、この意思決定の過程と責任の所在は明らかにされなければなりません。
週刊朝日の連載は今週もなかなか迫力があって、動燃についてや、原子力ムラの異常なプレッシャーとなりふり構わない工作が取材されています。
3月28日の玉川さんのそもそも総研では京都府の「私のしごと館」を取り上げていましたけど、厚生労働省管轄の独立行政法人だった雇用・能力開発機構が雇用保険料を財源に581億円をかけて建設した、ということで、650兆円といわれるスカイツリーに迫る建設費です。
改めて山田町の事件を思って、金額の重みを思い出したいと思います。
しごと館にしてもグリーンピアにしてもそうですけど、試算を出した人を公表して、その他の人とともに責任を取らなくては駄目です。玉川さんの取材は一見強く迫っているように見えながらも、このような核心的な責任がみえてこないのが極めて不満、といいますか、歯がゆいです。
特集の結論は、ハコモノを造るときは良く考えてから造りましょう、ということでしたが、別に普通に考えて造っていたと思うんですよね。
省庁の縄張り争いや天下り先の確保、といった中で造られたのであって、メディアがそういった事を可視化することができず、八百長的なやり取りの中に終始していたから、造られ、責任を取らせることもできないのであって、そういう根本的な原因な対する認識の弱さが、最後のこのコメントに良く表れているといえます。
構造に注目せねばなりません。
3月15日の報ステでは、アベノミクスで違う所に建設業者がかかりっきりで復興に人手が回ってこない、ということをやっていましたけど、どこまでもあほな政策であるとしかいえないでしょう。評価している人の気が知れません。
1月28日の朝日新聞夕刊には安倍の政策について書いていて「実務重視、理念を封印」との見出し。菅直人の時もそうでしたが、朝日新聞は自民党的な政策を始めると、実務重視と書くような気がするのですが、何が実務なのか見当が付かないというのが率直な意見です。
逆にリベラルな政策を行おうとすると、空疎と書くということがあり、自民が大勝した時も、理念ばかりを追って失敗した、というような事が書かれていましたが、民主党の失敗の本質は中途での理念の放棄にあります。朝日はこれでリベラルといっているのですから、隨分悪い意味で保守的なリベラルだと思います。
確か菅直人が首相になって本性を現して自民党的な政策に逆行し始めた時だったと思うんですけど、それを擁護して数年前の天声人語に、長期的な視野を持つ首相も良いが今は目の前の課題をこなしてくれる首相が良い、と書いていましたけど、短期的な部分と長期的な部分を切り離すのは、特にこのときの例の場合はいかがなものか。
実は長期的な視野を持っていないと一歩目から狂ってしまうから短期的な正解も出すことはできないんですよね。現在も安倍の経済政策等々をみるとそういう思いが強くなります。
今思えばあの瞬間は非常に重大なチャンスでした。菅直人があそこまで嘘つきだったと予想できた人は少ないでしょう。日本の歴史の中でもかなり罪が重い嘘だったと思います。
国民栄誉賞のニュースがでましたけど、この日の重要なニュースに一斉値上げがありましたので、政府の発表によってそれが掻き消され気味になったというのは事実でしょう。
成績的にいうと、落合の国民栄誉賞は確定的なんですかね?野茂も欲しいですよね。不倫の噂もありますが。
東尾についてはまったく情報を集めていなかったんですけど、先週のフライデーを読んだりすると、敗因として指摘されているみたいですね。
本当に、この人の友達だというだけで人柄を疑いたくなる位の人で、山本浩二は人柄が良いと思うのですけど、どうなのでしょうね。
3月30日の朝9時半から10時にかけての番組のCMでは大して意味があるとも思えない東京ガスの長編ものが幾度か流れましたが、総括原価方式による癒着の構図は電事連と同じであり、原発事故に学んだのなら取りやめるできです。
癒着ではないと。どうしてもやりたいのなら、毎日の各ニュース番組の中で5分以上、原発事故を踏まえ、東京ガスをしっかり視野に入れた総括原価方式を批判するニュースを入れるべきだと思います。メディアにお金が還流して批判をしなくなる仕組みをちゃんと含めてです。
宝くじのCMも含めて、CMをとる以上、取らなくても当然ですが、批判するべき所は批判するのが真っ当な感覚のはずです。何も変わっていないのに、内部から反省の声も上がらないのは、言語を絶する倫理の低さだと思います。
以前に築地の「おか戸」というどんぶり屋さんに行ったのですけど、この店には東電や東京ガスといった会社の社員しか頼めない「総括原価方式丼」なる裏メニューがあるらしく、東京ガスの社員が食べていました。
テレビ局や新聞社の人もちゃんと話せばもらえると思います。
給仕の娘さんはあきちゃさん似の美人で、店頭にそっくりのおば様がいらっしゃったので、娘さんですか、聞いた所、そうですとのこと。
また、テレビではイケメンがいる店としても紹介されていて、きっといるのだろうと思います。おいしくて値段も低めですので、近くに行かれたらぜひぜひどうぞどうぞ。
店の主人は胡乱な感じで、冷やかしながら東京ガスの社員に出していましたけど、江戸情緒といいますか、下町らしい批評精神ですよね。
築地は全般に江戸情緒を感じさせる町で、それが損なわれるであろうし、ここを移転するなんてとんでもないと思います。
サンデーモーニングの「風を読む」ではマネーゲームについてやっていて、佐高信は、あの時代を再来させてはならない、といっていましたけど、表面的な熱狂はともかく、再来と呼べるほど去ってはいないでしょう。むしろ着々と強まってきた。
特に震災後はお金中心の傾向が強まって、(本質的な意味でお金重視とはいえませんが)安倍内閣の成立はそれが関係しているでしょう。
こういう災害はお金以外の価値を本当は見直す契機になるはずなんですけど、社会の混乱・不安定化も同時にもたらすために、実際として、お金の確保に走る傾向があるんですよね。
さらにいうと走らないと生活できないようにしている政府が一番悪いのですが。
最近子供を背負ってマンションを買いにくるような人の映像がテレビでよく流れますけど、別に2000年代中盤のように、同じように儲けている人はいるのだけれども、決して目立たないようになったと思うんですよね。違いはそれだけのような気がします。
メディアは人で言えば神経系だと思いますが、主要メディアがお金にまみれて麻痺しているのが一番の問題で、その傾向は強まる一方です。
この問題と、小泉の映像がいくらか出てきたくらいで、お金に走らざるを得なくしている政府への批判が欠けたVTRだっと思います。
しかし、日中韓FTAのニュースの時の岸井成格毎日新聞論説委員のコメントのどうでもよさよ!
4月1日のモーニングバードでは、北朝鮮の日本への挑発を取り上げていましたけど、あまり取り上げるものではないと思うんですよね。
3月30日のTBSの報道特集は途中から観たので概要が良く分からないのですが、どうも学校法人であることを利用して税の優遇措置を受けつつ、投資を行っていたようで、その矛盾に目をつぶってもらうために文部科学省から天下りを受け入れていた模樣。天下りのマイナスは金銭面に、こういったところに、本当に際限が無いと思います。
しかし、主犯と目される人は品が無いですよね。
1月29日の朝日新聞夕刊ではまた立花隆を特集で取り上げていましたけど、嘘ばかり書いていて謝罪もしておらず、新聞の責任として、この人を大きく取り上げるのは疑問です。無責任同士でもたれあっているように感じるのです。
記事の内容も「宇宙からの帰還」を取り上げていますけど、この作品は精神的な深みは余りないと思うんですよね。どちらかというと後の「臨死体験」(読んでいませんが)につながるような方向性で、いわゆる過去の聖賢などが探求したような精神的な深みとはまるで違うもので、オカルト方面に傾いていると思います。
大島さんは映画の撮影終了おめでとうございます!おつかれさまです。
写真も大島さんらしい少女っぽさがあって、とてもかわいらしいと思います!
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