「訃報:中国武術研究の第一人者・松田隆智氏が死去」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000004-gbr-fight)はいきなりで驚きです。確かに最近おじいちゃんぽっくなってきたな、とは思っていたのですが、急性ということで突然死に近い感じだったのでしょうか。
課題にしていたという突きの本数はきっと随分残したままだったのでしょう。
この人はあの時代に中国に分け入って探求してくるというのは並ではありません。
師匠の蘇昱彰さんも、普通はいきなり教えない八極拳をなぜだか最初から教えてしまった、と言っていましたけど、何か友好裡に教えたくなるようなものを持っていたのでしょう。
性格がよほど良い意味で特異だったのだと思います。
ご冥福をお祈りします。
「白鵬「あの男を超えて良かったなと」」(http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/f-sp-tp3-20130722-1161329.html)はやはり、相撲の精神からしていただけない。谷風がライバルの小野川の掛け軸を毎日拝んでいた、という逸話がありますが、目の上のたん瘤のライバルであればあるほど、敬うのが相撲の伝統的な精神です。それは自らを輝かせるのがライバルの存在であり、自らの成長の糧になっているはずだからです。形だけなぞってもよくありませんが、そのような心境になれるように精進していただきたいところです。
ダライラマ14世は自分を成長させてくれた人間として毛沢東に感謝をしているそうですが、少し違いますけど、似たようなことだとも言えます。今の相撲は仏教とはすっかり切り離されてしまいましたけど、相撲の品格は本来、仏教や儒教・老荘の精神と密接な関係があると思います。
そしてまた、チベット仏教の影響が強いモンゴルの精神性にも、共通点が多いに見いだせるはずです。
東方輝針城は体験版が出ましたけど、最初の「不思議なお祓い棒」ですとか、おしゃんてぃーで(北原さんのブログで覚えた)面白い曲ですよね。
雰囲気があって、リズム感が独特。
私がMIDI音源をネットで聞き始めたころは、CDをひたすら聞きながら、この演奏の呼吸は・・・・とか、ぶつぶつ言っていたころで、かなり違和感があって、肩すら凝りそうだったんですが、この曲はそういったMIDI的な精密さがないと、裏拍やリズムの崩れがうまく再現できなくて、面白くない曲ですね。打ち込み音楽の特性が生きている曲だと思います。
「次期駐日米大使にケネディ氏指名、米大統領」(http://www.cnn.co.jp/usa/35035104.html)
では、7月25日のスーパーJチャンネルで萩谷順コメンテーターが、中国韓国といったアジア外交の中でよい影響をもたらすだろう、といっていましたけど、日米の連携が深まって圧力になるという意味でしょう。
7時半ごろのNHKのニュースによると、アメリカでは彼女は実績はないが日本では歓迎されるだろう、といっているらしく、中身はなくとも(少なくとも現状の実績では)日本国民は喜ぶだろう、と思われているのはありありです。
中韓に対しては、日本が壁を作るから壁を作られるのだということをきちんと認識しなければなりません。東西の間でうまくバランスを取らない外交は日本にとって極めて危険です。
萩谷順コメンテーターの感覚はアジアで孤立を招く安部内閣の考え方で、アメリカにせいぜいあてがってもらっているものを喜んでいる感覚がかわいそうとすらいえます。こういうネット右翼まがいの解説者を起用して堂々と意見を述べさせているテレビ局の感覚はとてもおかしいと思います。
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