太田記念美術館 「北斎と暁斎-奇想の漫画」展 後期 その5

#その他芸術、アート

「原発汚染水、基準以下なら排出容認 原子力規制委員長」(http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201307240659.html)はまさに原子力ムラの本領発揮ですが、彼は原子力ムラではないなどと言っていた人は猛省して責任を取ってもらいたいと思います。

これは報ステとかではやっていましたけど、ワイドショーレヴェルでは殺人事件や王室ニュースに隠れてやっていなかった印象。

「湯気発生の3号機5階 最大2170ミリシーベルト計測 福島第一」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072402000123.html)などもかなり深刻なようですが、上と同じく報道は皆無と言えます。

報道しない自由を行使するならする、ということなのでしょうけど、福島が忘れられている、と詠嘆調の放送をすることだけはしてほしくないと思います。

「社民・福島党首、参院選敗北の責任取り党首を辞任する意向表明」(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00250560.html)はもう何年も早くても良かったと思います。
この人は、どうも人に訴えかけて、信頼関係を築くような、声であるとか、雰囲気をしていないんですよね。声とか聴くと、とてもとげとげしていて、政党の党首としてやる気を感じません。全人格的な信頼感・能力という面でも疑問だと思います。
社民党は党首が優秀な人であれば、今回の参院選でも、衆院選でも、野党の中で軸として存在感を発揮することすら可能だったと思います。

7月26日のモーニングバードではTPPをやっていて、あれだけネットで農業分野だけというのはおかしいといっても取り上げられなかった医療分野のマイナス点を特集。電通や政府との間で、自民党が勝つまでは、というのがあったのでしょう。

薬の権利期間が引き伸ばされてジェネリックが使えなくなる、という話でしたが、飯田泰之さんの解説は、そもそも自由貿易を推進するTPPでこのような話題が上ることは原則に反している、影響が大きい途上国と一緒にアメリカと交渉すべきだ、とのこと。

ほんとにそのようなことが原則なのか、というと、他にも著作権の保護期間の延長であるとか、食品表示の禁止であるとか、縛る条項はとても多いです。

実際はアメリカと国際企業の利益の囲い込みなのですが、「自由貿易」という言葉でTPPの本質を糊塗してきたのではないでしょうか。

「日本郵政、米アフラックと提携強化=がん保険、直営全郵便局で販売」(http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013072401022)も政府・自民党による日本の切り売りが始まったといってよいでしょう。

古賀茂明さんは郵政族による民営化を逃れようとする悪知恵、と言っていますが、民営化によって郵政族の利権が縮小するというのは、小泉の表向きのポーズでしたが、逆に利権は拡大したといえるのではないか。民営化によって郵政が、ほとんど経産省における東電化している実態がみえてくると思います。

そもそも「米国が民営化を求めてくる」ということ自体が、TPPの影響が大きいといえるのではないでしょうか。

民営化しなくても、甘い汁、に郵政がならないようにすればよいだけであって、そこを正せないがために郵政の資産をアメリカに流す、というのは国民に対する背信ではないか。ここを切り離して議論をできないのが、極めておかしいと思います。

官僚の内部の論理で動いていないでしょうか。自らを正せないがために国民の富を放擲するようなことに巻き込むのはやめてもらいたい。

そりゃ日本の資産をアメリカに売り渡せば、日本国内での「利権」は消えるといえますが、素寒貧になっていいんですかね。

農協に関する議論と同じですよね。結局は利権だけ残って、資産はアメリカに流れることになりそうです。

古賀さんは年次改革要望書の内容ばかりを実現しようとしていますが、いったい何なんでしょうね?

「原発汚染水海へ なぜ発表は遅れたか」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013072502000123.html)は減給10パーセントとのことですけど、辞任をして私財をあらかた擲っても責任の重さを果たせません。まったくもって許されないことです。

7月26日のスーパーJチャンネルでは、既存メディアに対する山本太郎さんの発言を「挑発的」としていましたが、そのようなことを言う前に、発言を拾ってみて検証をするべきでしょう。

まずはスタートラインに立って欲しい、というのが、多くの人が思っていることではないでしょうか。

「脱原発を訴える運動は過激化するようにも見える」と過激であるとのいつもの報道です。ですが、何が過激なのか具体例を示せていないでしょう。佐賀の件はテレビ朝日的には過激であるとの見解なんですかね。

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