太田記念美術館 楊洲周延「東錦昼夜競」-歴史・伝説・妖怪譚」その1

#その他芸術、アート

「中部電力が首都圏参入 新電力を買収」(http://sankei.jp.msn.com/life/news/130807/trd13080716200012-n1.htm
は玉川さんが言うには電力自由化の前にPPSを潰そうと経産省が画策しているのではないかということ。本当にそうなのかはわかりませんが、少なくとも報道はそのような視点を絡めてみていくことは必要でしょう。

続いては汚染水問題で、玉川さんはずっと言っていた、といっていましたけど、この番組ではこの部分はいくら強調してもしすぎることはないでしょう。

むしろ良いことを言って目立ってしまうと圧迫を受けてしまうことがあるので、そういう意味では心配ではありますが。

国が汚染水を処理して民間企業である東電に税金を投入する前に、株主や経営者など責任を取る人がいるはず、さらにお金を貸した銀行や財務省が責任を取るべきだと熱く主張。

これはここだけで、他では一番重要なことなのに全く触れられません。さすが玉川さんと絶賛したいところ。

ここで番組は唐突に終了。あれっ、と思っていると高校野球の開会式がある模様。
テレビ欄を確認すると時間が少ないので狭くなっており「バード!」とのみ番組名が記載。なんのこっちゃ。

この前日の報ステでは、古舘さんに振られて惠村コメンテーターが、国費を投入するので東電には柏崎刈羽の再稼働に力を入れるのではなく汚染水処理を最優先にやってもらいたい、とコメント。

そうではなく、株主や貸し手を含めた責任論に言及するべきで、それなしに国費を投入してよいのか、というべきなのです。

これだと「リベラルなテレビ朝日が原発に待ったをかけている」という構図を表面的に作れますが、このような意味のないことを言っても、柏崎刈羽が再稼働できないので金銭的に余裕がなくて対策ができないとごねられるでしょう。

本当に表面だけなんとか反権力のように取り繕おうというポーズが、本当にいやらしいと思います。

そしてこのポーズを本気にとってしまって、お門違いの批判を浴びせて彼らが仕事をしているかのように見せてしまうネット右翼の救いようのないレヴェルの低さ……!!

更に古舘さんは、賠償も除染も廃炉もすべてつながってくる、と惠村コメンテーターに振りましたが、国有化しているのでしっかりやってもらいたい、というに留まり、原発を切り離した本格的な国有化には触れずじまい。

思い至らないということはないと思いますから、何か(主に金銭的な)不純な力が働いているのでしょう。ジャーナリストの風上にも置けません。

そもそも汚染水問題がこれほど国際的な大問題にまでなってしまったのは、東電が資金を節約してしっかり原発を遮水癖で囲い込まなかったからです。なぜケチったかといえば、国が破綻処理をしなかったからであり、その当然の処置を全く選択肢として報じず、手段が「無い」かのように振る舞ったメディアに極めて大きな責任があるのです。そのことを受けとめもせず、責任も取らず、検証もせず、またやり過ごすつもりなのでしょう。性根が腐っているという以外の表現は適当ではないのではないか。

「サイエンスZERO」の「コミュニケーションの根源に迫る 自閉症スペクトラム」は衝撃。

おかあさんがあやす映像を見せて、生だと反応に返してくれるので笑顔になって、録画だとものすごく不機嫌になるのはびっくりしました。よく見ているものです。人のコミュニケーションの淵源のようなものを感じさせますよね。

更にすごい研究がコミュニケーションが大人になって苦手な人は赤ちゃんの時に視力が良い傾向がある、ということが分かったということ。

赤ちゃんは視力が弱いので常に人を見ているのですが、視力が良いとおもちゃなどに注意が行って、結果コミュニケーションが苦手になるのだそうです。アメリカでは育て方の工夫でそれを治そうとする研究も非常に進んでいるとのこと。

微妙に重なると思うんですが、有名な武術家に意外と片目が見えない人が多いことを思い出しました。代表格は双葉山ですが、見えないのでそれ以外の部分で人の動きを感知する能力が高かったのだと思います。

眼が見えないと違う部分で人の動きを察知する能力が向上するんですよね。神様は赤ちゃんの時にわざとその障害があるような状況を再現させて人に基本的なコミュニケーション能力を身に着けさせようとしているのはないか、などということも感じました。

最後は人の個性の違いが世界を豊かにするのではないかということに触れられていましたが、コミュニケーションが苦手だというのは本当に欠点なのかという部分も含めて難しい問題です。

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