東京都美術館 【特別展】ルーヴル美術館展地中海 四千年のものがたり その29

#その他芸術、アート

オイコノミアの消費税の回の前編はNHKなので観なくても解りましたが、酷い内容。

ゲスト3人中2人が推進で、バランスを取りましたよという意味なのか、反対の人が一人いましたが、金利との関係のみで、それ以外の要素には触れず。

国土強靭化のざる状態には触れられず逆進性にも触れられません。

そのまえのVTRでは財政を家計にたとえていましたが、支出の内容を踏まえて収入とバランスをとるのはどのような家計でも当たり前ではないか。その部分の要素がごっそり欠けていた番組でした。

そもそも消費税を上げると歳入が増えるという前提が極めて怪しいですが、そのことには触れず。増税後の景気の話で含んでいる、ということなのかもしれませんが、こういうことも高い可能性としてあるのだと取り上げるべき論点です。

消費税は低く見えても、国際比較ではすでに多く税金を取られている事実にも触れません。

加えていえば、増税反対派の人が32歳とやたらと若いところも、若い人の意見には重みがないと思われる、心理学の経済学的な効果を悪用したものではないかとも感じるのです。

他の二人は、財政が危ない、国債が暴落する、景気は悪くならない、将来世代へのつけ回しだと説明。

現在に遣われるべき社会保障費は、無駄遣いなどで消えており、それを指摘して、国が謝罪をして責任を取るところから始めませんと話になりません。

解説役の大竹文雄大阪大学教授が、税金は無駄遣いされているのではなくあなたたちのためのものなんだよ、と言って、又吉さんが、よくいわれれればその通りで、私はちょっとずれていました、と言っておしまい。

これは戦時下もびっくりの洗脳番組としか言えないのではないでしょうか。

「秘密保護法 内容知らず74%」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131016/k10015302861000.html)は本当い酷い状態です。

報道しない自由は、戦前から戦中にかけて繰り返されたものです。そういった反省が全くなく、往時と比べてもプレッシャーの薄い中で、偏向報道を繰り返しています。

10月15日のさんま御殿には宮崎哲弥さんが出ていたのですが、番組中に一度も一人でしゃべる場面がなし。面白くなかったとしても、大体一度は使われるものなのですが、それもなく、スタッフに好かれていないのですかね?
どちらにせよ、本業のはずの評論もお笑いもきわめて低調であることには疑いを入れません。

10月15日のとべさるの冒頭は、4万人デモを東京新聞以外のメディアがほとんど取り上げないということと、NHKが再稼働を運転再開と言い換えはじめた、という話と、それに付随して、NHKが国の意向を踏まえて報道すると過去に言ったことと、それに対してどこのメディアも疑問を呈さない、ということ。

メディア同士の監視の役割を果たさないどころか、取り上げない理由すらも表明しません。厚顔無恥とはこのことに遣う以外に遣いようがないのではないか。

「大江さんらが原発ゼロ統一行動 約2万人が都心練り歩く」(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-213766-storytopic-1.html)は報ステでも取り上げられなかったみたいですね。いったい、何が、伝えたいことがあるというのか。山手線の結婚式より、ニュースヴァリューが下だというのか。

こういう内容でへらへら笑ってニュースを伝えているのをみると本当に腹が立ちます。原子力ムラから圧力をかけられたといっていましたが、そのものではないか。

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