太田記念美術館 「笑う浮世絵-戯画と国芳一門」前期 その28

#その他芸術、アート

ニュース9では福島第一の事故以来すっかりお客が来なくなった、峻厳な名山である霊山を特集、

山中の数値は0.54μSv/hといったっ数値が番組では例示。ボルダリングの会を開いた地元の人が、全国から参加者を集めて希望を見出したというお話。

しかしここもチェルノブイリの避難権利区域相当ですね。NHKは伝えませんが。宮城の県境でこの状況です。

これ自体は皆大人の判断で集まっている、ということで悪いことではありませんが、一方では観光が振るわなくなって、東電に被害を受けた人たちがいるはずです。

「無主物」と判定する司法もあります。おそらく補償をもらっているという状況ではないでしょう。

そういう人たちを取材して、その声を伝えるのが報道の第一義のはず。事故をなかったことにしようとする政府の広告代理店も巻き込んだキャンペーンの文脈で放送するのは看過し得ません。

補償を求める人たちや、被曝を避けたい人たちに対して、NHKは何をやったのでしょうか。

チェルノブイリより緩いこのような基準で、その事実すらも伝えずに、「風評被害」の報道をばかりをすることが、果たして公共放送として許されるのでしょうか。

スーパーJチャンネルでは「洞爺湖サミット会場のホテル、食材を不適切表示」(http://www.asahi.com/articles/HOK201311140008.html)について「また誤表示です。」と、ニュースに入りましたが、これを誤表示という大手メディアはどうかしていると思います。穏当であればよいと思っているのではないでしょうか。

しかし、司法は動かないんですかね。最近は、表示のルールがなかった、などという話がながれますが、お金の流れ、意図的にはどう見てもただの詐欺です。
それはまったく高いものを売っていたという例を見かけないことからも明らかです。

日本は心証主義を採用しているので、裁判がメディアの形成するそれによって影響を受ける問題については良く指摘されます。メディアのこの「誤表示」の連呼も司法の動きに反映される可能性があるのではないでしょうか。

しかし、東京ガスのCMは本当に一斉に流れだしましたけど、総括原価方式に疑問を挟まないメディアは倫理に著しく欠けており、自浄作用を失っていることは明らかです。本来なら、最低、過去まで含めてすべて、総括して、やり過ごしてきたことについて責任を取らなければいけないのです。

みるたびに血液が沸く思いがいたします。ガスはお湯を沸かせばよいのです。

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