太田記念美術館 追憶の広重ー浮世絵歴史散歩 その13

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続いてのお宝鑑定団では、張作霖から日本人が貰ったという瓶が出ましたが、偽物。中華民国製の大量生産されたものだとのことですが、張作霖からもらったという来歴は本当であろうとのこと。

遣唐使や五山の留学僧と違って、人間的に駄目だった日本軍人は中国人から偽物ばかり貰って来た、というのが中島誠之助さんの得意の説ですが、また一つ実例がここに。そういったのを沢山鑑定してきているのでしょうね。

柳条湖事件といえば首謀者は石原莞爾ですが、いまだにこの人間を持ち上げる人が多いことにはうんざりしています。

石原莞爾はざっくりいうと来るべき世界大戦に備えて領土を拡張しておこう、という思想の人間でしたが、その考え方は戦前の日本の擁護になるんですよね。そのようなものに備えていただけだ、と。石原を持ち上げる流れは日本の影の保守思潮そのものといえるでしょう。

しかし当時すでに植民地の獲得そのものが時代遅れになっていたことを知らなければなりません。つまり石原の思想は純戦略的に観ても時代遅れであり、後の大鑑巨砲主義や今日の原発主義のように時代を読み間違えた末の愚鈍な判断でしかなかったわけです。

また、のちの満州国は石原の思うような方向にはいきませんでしたが、そこにも戦略的な思考の欠点を指摘できます。

そして日本が破滅に向かうのは、石原のような領土拡張によって出世を果たしてきた先達を模倣した後輩によってでした。その思想によってまさに、盧溝橋事件を破局点とする、以降の時局の拡大があるのです。

戦後は米軍に呼び出されて、そもそもペリーが悪いと居直りました。確かに彼は恫喝的でしたが、あそこで国の形を変えていかなければ逆に危なかったでしょう。意味のない屁理屈と言えます。

「<東芝データ流出>被害1000億円超…韓国企業に賠償請求」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00000126-mai-soci)では、アメリカなどは賠償をものすごく高く請求できることでこういった漏洩を防止しているが、日本では損害額だけしか請求できないとのこと。

この問題は研究者の報酬との関係が話題になることが多いですが、法整備の遅れがまずは大きいと思います。

久米さんのラジオでは「切腹最中」をつくった人が登場。店は浅野内匠頭が切腹した場所(の近辺)にあるらしく、それで作ったとのこと。

ちょっと趣味が・・・・・やっぱり最近の人の発想なんですね。

「世界まる見え!テレビ特捜部」は「人間の体って謎だらけ春のビューティー&不思議な体SP」ではいろいろ驚きの事例をやっていましたが、中には受精卵が子宮を飛び出してしまい、腸にくっついて成長し無事手術で生まれたという事例を。

これって、同じ要領でやると男性でも子供が生めるということになるんではないですかね?危険すぎて絶対にやってはいけませんが。

私だったらこのお子さんになんて名前を付けるか考えたんですけど、腸から音を取って、澄人とでも名付けますかね。

また、ソチでパラリンピックが開かれていますが、ラジオでは、こういった催しはそもそも戦争で負傷した兵士のために行われていたと解説。

だからスペシャルオリンピック。知的障害はあくまで別枠なんですね。

兵士のために国家戦略として組み込まれているもので、そういう意味ではアーリントン国立墓苑とも共通した役割を持つともいえるでしょう。

古代オリンピックはそもそも軍事教練ですからね。そういう意味では繋がっているとも言えます。やっぱり名前を変えた方が・・・・。

日本ではオリンピックを文部科学省が請け負っているのに対して、厚生労働省が管轄していることが問題となっていますが、施設が使えないというのは良くないですが、成り立ちとしてはより平和なのかもしれません。

成り立ちはそうかもしれませんが、これをより理想的な、優れたスポーツの祭典に育て上げるのは私たちであるといえましょう。

パラリンピックは閉幕しましたが、日本選手は活躍した方でしょう。今回は出す人をかなり絞ったそうですが、福利厚生からよりスポーツにシフトしてきている状況と対応したもので、これの方が良いような気はしますね。

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