テニス=全仏車いすの部で国枝4年ぶり優勝、上地は初優勝

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「テニス=全仏車いすの部で国枝4年ぶり優勝、上地は初優勝」(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0EH2HP20140606)は流石に強いですね。体の一部分に負担がかかりそうな競技で、長く活躍するのは特にすごいことです。

それにしても思ったんですけど、セグウェイの車椅子版のようなものがあったら競技がやりやすそうですよね。どこか開発しないかしらん。

あらゆる方向に出来るだけ素早く移動できるように、バランスボールに乗っかっている感じで、車輪部分が球形にできると良いでしょうね。

3日の「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」では年金について飯田泰之氏が講義。年金が破綻するのでは、というところでは、保険料を上げるか、税金を投入するかの二択だ、とのことですが、税金の使い込みについては言わず。まずは使い込んだ人間が自分たちで弁済するのが筋であって、すべてはそのあとの議論です。正しく振り返らずして再発も防止できません。繰り返しを防ぐための制度の変更が必要なのです。
そしてテレビはそのことを伝える義務があるのです。

飯田泰之さんはアベノミクスの一番強硬な推進派で基本的に政府と同じ意見しか言わないんですが、顔を観ればわかると思うんですけど、すごくのっぺりしていて表情が無いんですね。一番最初に観たときに私はもうまずいなと思ったんですけど、こういった所を基準に人を観ていただければ、その人が本物か偽物かというのがかなりの確度でわかると思います。

同日の報ステでも「年金検証「100年先まで安心」の根拠は」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38656)をやっていましたけど、このことは入れるべきでした。

「内戦続くシリアで大統領選投票開始」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38655)では酷い選挙で茶番だということ。

当然その通りなんですけど、中世フランスでの議会の成立であるとか、そもそもの民主主義的な手続きというものは、権力者が権力を意のままに行使するために茶番的に手続きを踏んでいた、という面が強いんですよね。

こういうのとか、北朝鮮とかあほ臭いですけど、そもそもの民主主義の原点が持つ性質の一部が表れたものともいえる。

そしてそういった点から観たときに、現代日本にもこういった面が潜在的にあって、それが民意を無視した政権の暴走につながっている。
必ずしも他人事ではない問題であるということがみえてくるのではないかと思います。

確かにバカっぽいんですけど、こういうニュースを馬鹿だと言って伝えて終わる伝え方にはまったく賛成しません。

「自民党税調「法人税引き下げ」明記」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38658)は消費税とセットで実施されてきて今回もそうであるという視点をやらないとダメです。

古舘さんは最後に年金を株式市場で運用することを実際に決めたことが株の上昇に影響しているのではないか、といっていましたが、これも過去に繰り返されて失敗していることの指摘がどこかでほしいところ。

「戦闘地域でも自衛隊が可能に…政府が新条件を提案」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38659)とのことで、おバカで暴走しているといわれる安倍政権ですが、その裏に何と支持者がいる事実も見逃せないでしょう。

立憲主義は当然ものすごく大事なんですけど、「ネトウヨ内閣」と言われる安倍内閣の支持者のネトウヨ話をみていると、国が亡びそうな時に立憲主義も何もない、国が滅んで立憲主義だけがあってもどうしようもないじゃないか、と思っている人が多いと感じています。

立憲主義を守るのは当然として、安倍内閣の詭弁をしっかりと批判していくことでそれが嘘であるということをしっかり解説していくことが重要だと思うのです。

立憲主義は立憲主義だから尊いんだ、という同語反復に陥らずに、立憲主義の効用を説きつつ、国際社会を含めた情勢の中で、それが日本の生き残りにとても大切なことなのだ、ということを説明していくことが大切だと考えています。

立憲主義だから、で終わってしまうのは報道として力強さに欠けます。

3日の大竹まことさんのラジオでは小林信彦さんが戦時中に竹やりで戦車をやっつけろと言われたときの話を。
樹の上に登って突けという指導があった、その時の新聞を持っている、とのこと。

最近竹やりについては、竹やりでB-29を落とすなんて言うわけがない。竹やりは護身のためでその範囲では有効だったんだ、という話を聞きましたけど、これを聞く限りそれは誤報ですね。

小林さんは吉田照美さんと大竹まことさんのラジオをほめていましたけど、良くやっていますよね。地味に仕事をする感じから、私は大竹さんの事はラジオ界の次元大介と個人的に呼んでいます。

「若者の死因の第1位は自殺 先進7カ国では日本だけ 自殺対策白書」(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140603-00000835-fnn-soci)は3日の「ワイドスクランブル!」で水谷修さんが言っていましたが、若者の死亡は自殺でも病死ということにするので実数はさらにずっと上であろうとのこと。

最低賃金を上げて、同一労働同一賃金を徹底して、製造業の派遣を禁止すれば、まずはかなり減ります。

人件費を切り詰めて海外に対抗するのは頭打ちで、人材を大切に育てて創造性で対抗していかなければならないということはみんな知っているはず。

若者が農業に行きやすくする、アニメーターの生活を保護する、いくらでもありますが、さまざまな生き方を可能にする社会にしなければなりません。

そういうのもやらないで、いかにもやっているようにちょろっと対策費を出すのは、政策として語る価値もないもので、無能極まる白々しさ。実態がわからないので断言できませんが、こういうやり方で食い物にした方が天下り先など仕事が増えて好都合なのでしょうね。

東洋の理念からあまりにも離れすぎているのではないでしょうか。

「汚染水対策の切り札「凍土遮水壁」の工事開始」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=38642)では、他にも合理的と思われるやり方はあるんですけど、ここではそれは示しません。

また、資金繰りが苦しい東電の経営的な問題で凍土壁が採用された、320億円の国費で造られる、とVTRで報道され、古舘さんは核燃料を冷やし続けることで汚染水が生まれ続けておりこれで解決するわけではない、と解説。

破綻処理をしないからで、根本的な原因として、指摘するべきです。タンクを安上がりにしたり、けちって地下水を囲い込まなかったりした時のように、また銭失いで傷口が広がります。

本当にやらないですよね。アルプスなどとともにみていかなければいけない、などと、いかにもしっかり追求しているという雰囲気に腹が立ちます。

古舘さんも感銘を受けた様子でしきりに同感の意を表していましたが、今回のW杯特集の長谷部のキャプテンとしての嫌われる覚悟が必要なのではないか。

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