７月２０日サンデーモーニング

アベノミクス推進派でそのせいかテレビにたくさん出ている飯田泰之氏はテレビで、思い込むのも学者の才能、と語っていましたが、思い込みの代償は取らねばなりません。潔く泣きながら謝って隠棲してもらいたいと思います。

２１日の吉田照美さんのラジオでは「中部電力、政界に裏金２．５億円　元役員が証言」（http://www.asahi.com/articles/ASG7G7KRGG7GULZU00M.html）を。「政界工作を担当」ということで「そういう役場の人がいるんですね」とのこと。「電気料金で賄われた可能性がある」とのこと。

モンスターシステムが全電力界で行われていることを裏付けた事件であるといえます。これで誰も捕まらないのですからなんともはや。

「コンビニに血を流した男性、殺人容疑で捜査　埼玉」（http://www.asahi.com/articles/ASG7M412XG7MUTNB00B.html）のニュースなどを聞くと、コンビニも大変なものです。

思ったんですけど、コンビニを交番代わりに警察官が常駐するようにしたら一石二鳥なんじゃないですかね？飲み物もあって楽しいですよね。

２０日のサンデーモーニングでは川内原発再稼働について。

かつて安倍が全電源喪失はないといった発言などが指摘される中で、ハリス鈴木絵美さんは一人極めて暢気に地元経済への配慮について発言して、周囲から突っ込みが。金子さんは地元といっても被害だけ来てお金が落ちないところがあって、再稼働しないように署名が集まっている、と「地元」という捉え方の粗さを指摘。

本当にいかに意味のないことを言うかに心を砕いている感じ。

政府と対立することを嫌がっているのではないでしょうか。テレビのコメンテーターとして華やかな場所には出たいけど政府とは対立したくない、というのは倫理的に許されることではありません。

今この人の名前でぐぐったら「声を上げることに慣れていない日本人の意識を変えていこうとしているハリス鈴木絵美氏」との紹介があって、失笑を通り越して笑うに笑えません。こんな、自分だけ日本人じゃない目線で内実はお寒い人ばかりです。

萱野稔人さんも責任をだれもとらないまま再稼働をすることを危惧する、という極めて他人事のような紋切り型のコメントを。

本当にこの世代は全く駄目だと言わざるを得ません。論壇にいるという甘い蜜しか見えていないように思います。

岸井氏は「再稼働ありきではないかと疑われても仕方がない」といっていましたが、そのようなまどろっこしい表現で足りるような状況では明らかにありません。モンスターシステムをはじめとして直接の金銭的なつながりはあるのは明らかなのです。

「最高責任者は私だ」発言は、そうであるなら津波による全電源喪失はないといった責任を取って辞めるのが一番最初です。責任者と言っておきながら責任を取らないのでは、表面だけ飾って全てうそをついているということです。

萱野稔人さんは沖縄の基地負担の所でも発言していましたが、国内で基地反対に対する非難の声が強まっている、といって、基地そのもの以外の沖縄の負担に触れただけで、基地が無い方が地元が振興するのではないかといったことや、遠距離攻撃の技術が進歩して沖縄の基地の意義そのものが変化していることに触れなければ、不毛な二項対立から抜け出すことはできません。

ベネッセの名簿流出事件ではハリス鈴木絵美さんも浅井信雄氏も派遣社員の問題には触れず。

この鈴木氏・萱野氏の二人は「風をよむ」でも当たり障りのないことを言って五輪に期待をかけるだけで本質的な福島復興の問題については触れず、本当にどうしようもありません。物凄く嫌な感じですよね。

BSのイギリスのニュースを観ていると「イスラエルはこれで勝利を収めたわけでは無い」といった、無意識にでもイスラエル側に立ったような報道をしているので違和感を持ったのですが、「【ガザ発】　イスラエル利する西側メディア報道」（http://tanakaryusaku.jp/2014/07/0009691）といった記事をみていると、やっぱりそうなんだなと思います。

本来なら日本メディアが、本当に中立な報道をしてバランスが取れたら良いですよね。宗教戦争なのにハマスをイスラム原理主義と呼んでもイスラエル側のシオニズムには一貫して触れないというアメリカ視点の報道しかなされていないのが残念です。

１８日の荒川強啓さんのラジオでは、北丸さんは親ロシア派のマレーシア機撃ち落しについて「戦争ですからね。これも自衛なんですよ。」と解説。