戦国時代の山形の大宝寺氏の無謀な行軍のお話。やたら強権的でひどい大名であったという記録が残っている模様。
良く北の国の兵は強いといわれますけど、寒いと南のように兵隊にとられるのが嫌だからといった感じで、逃げるのが容易じゃないからなんじゃないかと思うんですよね。そんな中で生まれた悲劇なのかなとも思います。
話しでは、農民兵の褒美をもらって侍になりたいという欲求が進軍の根拠になっていましたが、そういう人っていたんですかね?
この時代は農民は農民でやってたような気も。
脅して、褒美を与えて、手柄を立てて出世をした農民の捏造物語を作って流布してもなお、やたら士気が低かった印象があるのですが。
マタギの人の所はいろいろ民俗的に面白かったですね。
ただ、最後のマタギの教訓調の言葉が現代的で薄っぺらいです。マタギの人の精神性を復元するところまでやって台本が書かれていたらと思います。
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