では、アベノミクスの破綻がみえてきたのでばれる前に解散しようというのが今回の解散であるとのこと。
いわゆる「黒田バズーカ」で一旦株価を上げて、株価に連動する支持率をあげてから解散に入るという道筋らしく、日銀はグルであるとのこと。
このままではとんでもないことになる、とのことで、実際としてはデフレは脱却していない、という見解。肌感覚としてもそうですよね。町のお店は増税されたのでもっとカツカツで売っている印象。
消費税の逆進性に触れ、軽減税率などまやかしだとのこと。
カジノ法・派遣法は今を隠して選挙後の次の国会で出してくるだろう、辺野古も強行してくるだろう、とのこと。
政府は原発再稼働をやり、経産省は何十年も動かない核燃料サイクルを続ける。
「メディアは民主党はあれほど叩いたのに自民党は一切叩かないんだよ」とのこと。
株を持っている大手企業は上がっているが、それ以外の「青息吐息の中小企業」、「国民の大多数のことは報道しない」とのこと。
ラジオを聞く暇もない人がいる、ということもいっていましたけど、そういう人はマスメディアを頼りに情報を得るくらいしかできないんですよね。
そういう意味では新自由主義下の国ではよりマスメディアを国(党)が掌握して都合のよい単純な構図を垂れ流すことが、省益や党益やそれに連なる私益にとってより重要になるわけですが、あんまりこういったことを掘り下げた論考は読んだことが無いかもしれませんね?
視聴者は権力に追従する記事など読みたいと思っていない、自分で自分の首を絞めている、新聞社の社長が首相と酒を飲んで自慢しているなんておしまいだ、とのこと。
「木村社長が引責辞任 後任に渡辺取締役 朝日新聞社」(http://www.asahi.com/articles/ASGCG4RQ3GCGUEHF00C.html?iref=comtop_6_06)なんていう記事もありましたけど、それ以前に首相と会食をした時点で、このような記事を書いている時点で、恥ずかしさのあまり憤死するくらいではないと、常識的とは言えません。
本当に、恐ろしく権力に取り込まれることに鈍感で、むしろ感動したり光栄に思っている人間が多いのが、記者という以前に人間として腐りきっています。
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