曽野綾子氏コラムめぐり南アフリカ大使も抗議 産経新聞に対して

#その他文化活動

2月17日のビジネス展望は内橋克人氏。

前日のゴールデンラジオ!の森永卓郎氏と同じく、農協への圧力はTPPに反対する団体を潰そうとしているとのこと。

もう一つは地域共同体の破壊であると指摘。震災の時など農協の組織を通じて助け合いやボランティアがなされていたのだが、それを断ち切ってしまうことになる、ということ。

私も震災時にそういう農協の組織が役に立った話はよく聞きました。

安倍政権は女性の働ける環境を作るのではなく、お手伝いさんを雇えという方針。日本の家族・つながりの形を根底から壊そうとしている政権であるという警鐘を。

「曽野綾子氏コラムめぐり南アフリカ大使も抗議 産経新聞に対して」(http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/14/ayako-sono-south-africa_n_6685868.html)は大問題なのに、大手メディアは本当にやりません。腐りきっているという以上です。

やっぱり世の中類友で、曽野綾子と仲が良い人は大体駄目です。原子力複合体構成員の吉村作治さんとか仲が良いそうですが、やっぱりそうなんだなぁ、と思います。

たまに三浦綾子さんと混同してしまうのですが、懺悔に堪えません。

それにしても社会が病んでいると思うのは、こういうことを言った人間が何事もなかったかのようにこれからものさばり続けるのだろうということです。

政府の方針と違うことを言っている人間はミスなのか何なのかもわからない揚げ足取りでも致命傷になって社会から放逐されかねないのに、いわゆる「保守」系の論客は何をどう言おうが嘘を付こうがなにも関係ないのです。

今回もまた政権にとって曽野さんへの信任が厚くなったのではないでしょうか。

これについて小西克哉さんはまさにアパルトヘイトそのものだと批判。

「安倍首相「イラク戦争は証明出来なかったイラクが悪い」」(http://matome.naver.jp/odai/2140124444039677301)もひどい認識であるという点で重要なのに全く話題にされず。

「アベノミクス:首相「トリクルダウン、我々の政策と違う」」(http://mainichi.jp/select/news/20150203k0000m010025000c.html)も重要かつひどい矛盾なのにテレビで取り上げあげられているのを見たことがありません。

「古賀茂明氏が語る「I am not Abe」発言の真意」(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156835)はネトウヨ的な批判の名分をみていくと「テロにかこつけて政府を批判した」といういいかたをみかけますが、これは前に書いた通り「日米開戦に賛成しない者は米国のスパイ」と論理が同じです。どこまでも学ばないバカしかいないと思います。

それにしても目につくのはなんでも「テロ」と言って議論を終わらせようとする風潮です。現状は思考停止です。

思考停止できるから流行っているともいえる。

右翼の街宣車や市長殺害などはテロですが、取り締まる気配はありません。

ヘイトスピーチもテロですが取り締まりません。

テロを深刻に受け止めているのではなくテロと言って自分に都合のよいようにしようとしているだけではないのか。

また、テロに影響を受けて外交を変えることはテロに屈することだ、などという人がいますがそうではありません。

日本は本来当事者ではないということが重要です。

街でごろつきが突っかかってきそうになった時に、強い侍は脇にすすっとよけるが、弱い侍は強がってそのままぶつかって喧嘩になる、と言われています。

脇にすすっと避けるのは負けでは無く護身なのです。

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