サンデーモーニングでは「風をよむ」のVTR中で石橋明氏の「日本人は「悪いのは誰だ?」と責任追及が先立ってしまう」というコメントを流していましたが、メディアはメルトダウン隠蔽、speediの隠蔽への加担など大本営発表を重ねて、旅行や巨額の広告費を貰い安く安全と報道し、全く誰も責任を取っていません。
またこれだけの事故を起こして誰も責任を取っていないのです。
責任をとらせる悪弊、と刷り込んで責任を回避する○○もびっくりな手段を使っているのではないか。
コメンテーター陣も誰もそのことを指摘しないのが、テレビ向けに訓練された人たち集う空間です。
このようなことを言わずに「文明論」といって、ジャーナリスティックな問題をすべて回避して高尚な風を装って語るコメンテーター。
文明論で有名なのは司馬遼太郎さんですが、氏にもそういう所がありましたよね。
20日のモーニングバードは年金のマクロ経済スライドの解説。
住田弁護士は、現役世代につけを回さないために仕方がない、とまとめ。しかし、官僚が使い込んだのでつけがまわっているのであって、そのことを言わないで仕方がないというのは著しい偏向です。
「菅長官「粛々と進めたい」 高浜原発の再稼働」(http://www.asahi.com/articles/ASH4G5RGSH4GULFA01X.html)では「世界で最も厳しいと言われる新基準に適合」とありますが、菅官房長官が世界で一番野球が上手い、くらい違います。
経産官僚も同じ認識らしく、カルトという表現する生ぬるい思いに駆られます。
規制委員会の他人事のコメントはボケているんじゃないかという感じですけど、そもそも原発の安全に興味が無いことが大きいでしょう。
安全性と切り離して新基準を作ってきた滑稽さが規制委員会の会見を伝える画面に満ち溢れています。
「夏の電力需給、今年も節電数値目標なし」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=200057)では、国富流出が原発再稼働の理由だという菅官房長官の会見を古舘さんが肯定していましたが、かつてそもそも総研で報道されたりしていたとおり停止前と比べてほぼ無視できる程度であり、現状も変わりません。
こういうのは一見目立たないようにやっているようですけど、原子力村報道です。
「<蔵王山>観光シーズン前に懸念の声 初の火口周辺警報」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000134-mai-soci)は地元の商業地区が戦々恐々とのことですけど、やっぱり警戒レヴェル保険をやるべきだと思うんですよね。
そういうことを考えているうちに思い付いたんですけど、地熱発電では温泉が枯渇したときの保険を作って、その加入料を発電から出た利益で賄ったらどうでしょうか。
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