お話は安倍の訪米についてで、メディアは絶賛しているが本当にそうだろうか、とのこと。
いわずもがな、実際は勝手な約束をして国益を切り売りしているから歓待されているのはネットの一部などで既報の通り。
「メディアがおかしさを書かないから」それで通ってしまう、と室井さんの指摘。
以下金子さんのメディアの堕落ぶりを指摘するコメントが続きますが、放送局を巡る制度について触れないのは相変わらずです。国体というか「放送体」に触れない限りテレビメディアにとっては無害でしょうね。ここは強い癒着です。
金子さんは「おじいちゃんの怨念を晴らす」という側面から安倍政権の行動を解釈。
ただ、岸信介の戦争認識から安倍のそれは(さらに歴史修正主義的に)逸脱しているという指摘があります。これはそのまま「おじいちゃん」を正当化しているだけではないことを暗示しているのではないか。
正確に言うと「A級戦犯の孫と言われた怨念を晴らす」の方が正しいでしょう。これなら戦争そのものを正当化しようとしている部分が解釈しやすいです。
「おじいちゃんの怨念を晴らす」というとまだ考えがあって健気ですけど、実際はそれ以下の下劣な意味での衝動的な部分で動いているように思います。
教授たちはなぜ固まって力にならないのか、室井さんの質問。
長くなるから、と文部省がどうこうと言いかけて、あまり解説はされず。
ただ、金子さん自身合意出来るところが多そうな「9条の会」とかも入っていないみたいですし、あんまり一緒にやらない傾向がありますよね。
もちろん制度によって繋がりにくくなっているところはありますが、せっかくソーシャルメディアとかが発達しているのに、学者さんたち自身に横につながっていこうという意識がかなり希薄なように思いますね。まとめ役のような人が必要なのでしょうか。
「株価が2万円になって」経済に期待している人が多いのでは、と大竹さん。
この前報ステでショーン・マクアードル川上さんが言っていた、「自社株買い」という表現はわかりやすいですね。今回の株価の下落で年金もかなり削られたでしょうね。
株価と有効求人倍率しか菅官房長官は言わない、と金子さん。日銀がすべて支えている、借金をして財政赤字を垂れ流して商品券を発行して景気が良いように演出している、とのこと。
この商品券の点はメディアにあまり載らなくて実態がよくわからないですね。これはともかくとして、学者さんだからこそ持っている生データがある。それに間接的にでも触れられるようになったのがネット時代の進歩したところだと思います。
「どっかで破綻するんだよ」「ばれた瞬間にすべてがパーになる」とのこと。
「野党がね……」と大竹さんが野党に不満を漏らしたところでおしまい。
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