「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む

#その他文化活動

「「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む」(http://www.asahi.com/articles/ASH6G5W4WH6GUTIL005.html)はNHKはやらなかったっそうですね。

今日の朝日の夕刊でも後ろに載っているちっちゃいベタ記事だったといえるでしょう。

まぁ、新聞の記事は道義的な意味だけで、テレビが報道しないことにはどうしようもないんですけどね。

理想を描くとしたら、クロスオーナーシップを排して、新聞が道義をもってテレビに対せるようになれれば理想でしょう。そしてそのための制度設計は既に存在しているといえます。

15日の吉田照美さんのラジオでは、「安保関連法案反対でデモや集会 東京」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150614/k10010114461000.html)といった渋谷のデモも紹介。デモの事実を伝えるとともに、伝えないNHKを批判。他の局はアリバイ作りにも一瞬流すものですが、それすらやりません。

ネットを根にした「とべさる」のようなラジオが無いとやっていないことも知らされず、わからないままだったのでしょう。

一方でNHKはその日のあさイチで、ネット依存を特集。ネットから離れようと警告、、、、、、、

そのラジオ番組「吉田照美 飛べ!サルバドール」の由来はかのシュールレアリスムの巨匠サルバドール・ダリからの命名。

「(文化の扉)はじめてのシュールレアリスム 不思議さあふれる「真の現実」」(http://www.asahi.com/articles/DA3S11807672.html)では

「現実と夢」「意識と無意識」を区別するような理性中心の考え方は行き詰まった――。第1次世界大戦が終わったばかりの1920年代、平和を取り戻したパリで、1人の若者はそう考えた。

「シュールレアリスム」という文化運動を主導した、詩人アンドレ・ブルトンだ。

とありますが、これは東洋の無意識観と一致します。日本の(東洋の)無意識観は、アナログ的に深くなっていくもので、デジタル的に意識と無意識を分けるものではないんですよね。それを表すために、井筒俊彦さんは「意識と本質」で中間領域を設定しています(214ページ)。

そういう日本の先進的な無意識観を文化的基底の内に受け継いで、ダリという触媒を得て開花した人が、日本を代表する画家・吉田照美といえるのではないか!(たぶん)

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