政党政治家自身も共産主義を恐れていたとのことで「潰されるという危険を抱いたものが潰していく」との荻上さんの合いの手。どこも紛争の火種はそのようなものです。
地下活動をしている共産党の実態を国家が把握できず、国家の強迫観念が拷問などに走らせたとのこと。
そもそも心のない人が多すぎるのも問題だと思いまが。
こうやってみていくと共産主義抜きに戦前と戦争は語れないな、という感じが強いですね。
「戦争継続に対して国内でひびが入ることを絶対に阻止する」ことが目的になってしまっている、と戦前に実際につかまった人のインタヴューを聴いた片山さん。
後は検挙をして成績を上げなくちゃいけない、ということで、現代とほぼ同じな問題がいくらでも出てきます。
獄中では、終戦を知らされることはなく、8月15日以降食事がごちそうになったりしてなんとなくわかった、とのこと。
おやすみなさい。
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