【新国立競技場】コンペ審査委員長の安藤忠雄氏が会見(テキスト速報)

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「【新国立競技場】コンペ審査委員長の安藤忠雄氏が会見(テキスト速報)」(http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/15/ando-kaiken-new-national-stadium_n_7806696.html)とのことで、責任のボールは安藤さんが決断する以前に見積もりを作った人に渡された形ですが、それがだれなのか報道では知ることができません。

恐らく官僚系なので記者クラブメディアはブラックボックスとして扱っているのではないか。

あとやっぱりいつ開いても良かった会見を、安保法案強行採決の次の日に開くというのは意味を感じないわけにはいかないでしょう。

「話すのを止められている」というのはそういう意味だった?

ザハ氏の案に固執する理由は国際公約だからとのことですけど、7月9日の荒川強啓さんのラジオの山田五郎さんの新国立競技場建設の話でも指摘されていたように、コンパクトな五輪になっておらずすでに国際公約は破っています。なぜこちらばかりそのような理由を付けて強行するのかという合理的な説明がありません。
そして、この公約破りについてテレビはわたしの知る限り取り上げないのです。

安藤氏の建築についても再び脚光が当たっていますが、バリアフリーの観点が無いということは昔から言われていましたが改めて使う人のことを全く考慮に入れないデザインにびっくり。これなら奇抜なデザインが可能ですよ。プリツカー賞をたれにあげるか審査する委員会は多角的な検討を欠いているのではないか。

これより「ビフォーアフター」の匠の仕事が心に響きますね。

17日の荒川強啓さんのラジオでの宮台真司さんによると、今回のことは文部科学省の外郭団体で天下り先であるJSCに責任があるとのこと。

官製談合で前の国立競技場をすぐに壊してしまった。旧国立競技場を生かした案もたくさん出ていたのに。本来コンペというのは新人の登竜門だが、出来レースだった。とのこと。

これが、テレビであれだけ狂想曲を繰り広げていて全く出てこない、ぽっかりと空いた本質なのだと思います。

官僚と仲良しでいて情報を貰わなければならない記者クラブメディアなのでそこは必ずスルーするのです。

「森喜朗古墳」などと言って盛り上がっていますが、レトリックが面白いくらいで、あんまり急所にも迫っていない感じがしますね。

宮台さんは新国立競技場建設を「弁護した人の名前を憶えておきましょう。」とのこと。こういった所でその人の性質というのは掴めるものです。そしてネットにその情報は蓄積していきます。

もうこうなったら坂茂さんに紙管で建ててもらったらどうだろうか。そもそものコンパクトなオリンピックという趣旨にもかないます。

額から言って「オスプレイ、5機410億円 アメリカが日本に売却決定「輸送機の近代化につながる」」(http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/14/osprey_n_7797900.html)はもっと話題になるべきですが、なっていません。しかもこちらの方が役に立たない所が危ない可能性が高いのです。

また、核燃料サイクルは12兆くらいかかっているので、50個近く建つ計算になります。これは電気料金から出ています。
ニュースの時にこのように実感できるように例えていくべきではないか。

「新国立競技場 首相「計画を白紙に戻す」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150717/k10010156301000.html)ということで白紙撤回があっさり決まりましたが、それでは今までかたくなに主張していた「国際公約」というロジックはどのように克服したのか。牽強付会なつじつま合わせが露呈した格好になっていますが、メディアは追及しません。

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