TBSのNスタでは竹内明氏が「東電元会長ら3人強制起訴へ 検察審査会議決」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150731/k10010173531000.html)について、溜飲が下がるかも知れないが、一人でも多く被害者を救うことの方が大切だ。とコメント。
普通たとえば殺人事件があったとして、犯人を捕まえることより被害者を救うことの方が大切だ、とはいいませんよね。
また、無責任は次の事故を呼び起こします。責任を問わないメディアはその方向へ進める急先鋒です。
無責任社会をだれが作っているのか。その答えを示す雄弁な例と言えるでしょう。
このようなことをいうTBSは強制避難させられた人々が帰還させられて無理やり賠償を打ち切られようとしていることを伝えようとしません。「賠償打ち切り案を示した国・東電の真の狙い(2015年 2月号)」(http://www.seikeitohoku.com/kan/201502.htm)といったニュースは伝えられないのです。
「棄民」状態の自主避難の方々に光を当てることもしません。
被害者の中には多少もらえるお金が減ったとしても、罰して責任を取らせてほしいと思っている人は多いと思います。
加えて我々も含めて、日本にいる大多数の人間が東電の被害者なのです。それをすっかり忘れているのではないか。
被害者を利用し盾にして、拝金主義でスポンサーを免責しているコメントなのです。
過去を反省して悔恨にむせぶどころか、旅行や巨額広告費で頭に蛆が沸いているのではないでしょうか。
このコメントはネットでも非難が噴出しているみたいですね。
この人はわかりやすいから参考にしてほしいんですけど、すごく目に力が入っていて、眼が出てくるんじゃないかと思うくらいですよね。前原誠司に似ているでしょう。
こういう力の入った人は、キッチュでマッチョな考え方をする傾向があります。そういう視点で人を観ていくと分かることも多いと思います。
コメント