「荻上チキ・Session-22」2015年08月11日(火)「日航機墜落から30年。その教訓とは?」

#その他文化活動

で神保哲生さんがいうには、事故の原因があらゆる機種に起こりうる根本的な設計ミスだったので、巨額赤字になってしまうので、事故調のお手盛りで葬られたとのこと。

アメリカに「原因追及を本格的にやると日米間の戦争になりますよ」と脅されていたとのこと。

当時の貿易摩擦なども背景にあるとのこと。

日航機事故を10年以上にわたって取材してきたTBSの西村匡史記者によると、責任を問う日本の制度が壁になって原因追及ができなかったとのこと。

それを打ち消して神保さんが言うには、日本政府は他の事件で責任追及をしないのでと聞き取りを行ったことがあり、責任追及をするから協力できないというのは詭弁である、とのこと。

「そんなことのために事故原因の追及をやらなかったのか」と思われているとのこと。

この問題についてはわたしはいくつかのテレビ特集をみたぐらいですけど、みっちり調べた神保さんの斬り込みは流石に質・量ともに違います。テレビ局の人の語りは、こういう人の作った番組をみさせられているのかと思うと暗然とさせられる雰囲気でした。

事故に遭った人たちは、群馬県の山中で16時間放置されました。
事故調が調べなかった救出が遅れた原因をこのまえNHKでやっていて、これは誉めてよいとのこと。私もちょっと見ましたけど、確かに聞いたことが無い話でしたね。

ヒューマンエラーで堕ちた場所わからなくなったことが明らかになったとのこと。

30年目で初めてわかった。なぜ今までわからなかったのか、という問題がある、とのこと。

米軍に救援要請をしなかったのかという疑問もまだ残っている。自衛隊に花を持たせたかったのではないかとも言われているが、裏が取れていないとのこと。

これはこの問題のもう一つの大きな核心です。

荻上さんはろくな相槌も打たず、怒りは無く、興味も無いよう。

荻上さんは「メディアは一人を吊し上げる」と、これだけ無責任な話が続いた後なのにいっていましたけど、責任追及を迫る神保さんを不快に感じているのではないかとすら感じます。

震災一つとっても誰を吊し上げたというのか。問題をそらすためにわざと端役の人間を吊し上げる、ということはあるのかもしれませんが、本質的に横たわるのは無責任です。

12日の「みんなのニュース」では、米軍が位置を掴んでいてすぐにでも救援できると伝えていたが、待機したままでと言われただけで結局最後まで救援要請はなかった、と語る元米兵のインタヴューを放送。

こちらの核心も30年後だからということで証言が出てきているのでしょう。

救援を断った人間の罪は果てしなく重いです。

12日の各テレビの報道は当然というかTBSの記者の見解を踏襲したもの。

神保さんの指摘には触れられず、矛盾した世界の中で完結させています。

震災も免責しないので原因がわからない、というコメンテーターの声もフジの「みんなのニュース」で放送。

無責任社会が拡大するだけなのです。

第2次大戦の時も誰も責任を取らず、その結果、バブル崩壊・原発事故を筆頭に、相似形の失敗を繰り返し続けました。

電力会社から巨額の広告費を貰い、旅行に行き、それを報道せずに素知らぬ顔で電力会社を擁護する、という倫理の欠片も無いことが行われています。

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