8月14日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト金子勝(慶應義塾大学経済学部教授)

#その他文化活動

は「東芝の不正会計問題の背景は全て原発」とのこと。これもテレビではやらないですよね。

「世界でもう原発には1兆円かかる。日本は安全基準甘いからそれほどかかっていないけど。」「三菱は900億以上の賠償請求をされている」「何とか損を挽回しようとしてドツボに嵌っているのが今の状況」とのこと。

思うに、川内原発の再稼働はこの挽回のための原発輸出の足掛かりでもあって、それを認めた「地元」の人間たちはその流れを作ったものとして世界に対して道義的な責任を持ちます。そのような責任意識など皆無なのではないか。

「原子力規制員会は科学者じゃない。ただの政治家。」とのこと。田中委員長がどのような人間か報道しなかった大手メディアに、反省も責任もない原発再稼働の責任があります。

再稼働は「一般で報道されているもの以外にも問題がたくさんある」ということで、無数の重要論点が無視されています。

「浪江町長が「福島の事故の反省を踏まえていない。残念だ。」といった発言は重い」ということは、最も重く受け止めなければならない言葉のはずなのに、メディアではあまり取り上げられていません。

室井さんがいうには、日本の原発は世界一安全だと聞いていたんだけど、最近そうじゃないと聞いてびっくりしちゃった。ということで、室井さんでそういう情報レヴェル、ということは、記者クラブ制度を核とした日本の情報統制がいかに強固かということの証左だといえます。

日本の原発の安全対策は「先端にはまるで追いついていない」状況です。

安倍については「彼はもともと原発オタク」とのこと。小泉も推進でしたけどここは転換したといえるでしょう。転換できないのが愚劣です。

安倍の「全電源喪失はあり得ない」発言を大手メディアが報道しないので、国民は判断のスタートラインにも立てません。知ることができないのです。

「肝心なことはメディア何にも報道しない」とのこと。

大竹さんは原発事故の際の決死隊の問題について話しましたが、どの角度から見ても問題だらけです。

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