10月18日サンデーモーニング

#その他文化活動

「風をよむ」はラグビーのエディー監督の苦言を通して、日本の集団主義について。

今回このような苦言を呈して辞められる、ということですけど、おそらく閥や高圧的なプレッシャーがあって人知れない苦労が並大抵じゃないんだと思います。

いつも身体が小さいから云々といって日本ラグビーは逃げていますけど、こういった精神の根本が腐っているから弱いのだといえます。

スタジオでは田中優子さんは、日本の集団化は明治以降、たかだかここ150年、と専門家としての正しい学問的成果を披歴。時代を切り開くのは正しい学問的な成果です。

本当はこういった歴史を振り返って、その正しい見解をスタッフはVTRの中に組み込まなければならないのです。

涌井雅之氏は日本人は武士道を誤解して理解していた、ということで、組織の歯車になるのが武士道では無くて、それぞれのスキルを持ち寄ってそれぞれの倫理で動くのが武士道だ、とこれまた正しい歴史認識からくる学問成果で誤謬を訂正。

とここまで来たのに、最後に岸井成格氏が「武士道の精神主義」が形式論や根性論に行きやすい、と明治武士道と近世以前の武士道をごっちゃにした不教養な主張を展開して、台無し。

加えて、紋切り型中の紋切り型の「日本は市民革命を経ていないから」という論を言っていましたけど、幕末の志士たちはフランス革命の主役たちなどと比べても身分が低かったのではないかと私は考えているんですよね。市民革命をしていない論には、誤りがあると思います。

本当にいかに紋切り型でどうでも良いことを言うかに特化した人間です。

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