「“日の丸ジェット”MRJ…思い乗せついに初飛行へ」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=44082)は「国産プロペラ旅客機「YS-11」以来」とのこと。
YS-11については国産を高らかに謳い上げる「プロジェクトX」で開発の過程を観てそんな感じなのかな、と思っていたんですけど、「俺の考え」(本田 宗一郎 (著))にアメリカ製の部品ばかりでとても国産品とは言えない代物だと権威的なごまかし体質が批判されており、なんだそんなに酷いのか、と愕然とした次第。
東條英機の息子の東条輝夫が率いて開発した国産旅客機という、プロジェクトチームの高い能力が強調された内容でしたが、海外製の部品を使ったという描写は無かったと思う。
「プロジェクトX」の偏向はいくらなんでも度を越している。検証番組があってしかるべきです。製作を仕切っていた今井彰氏が捕まったこともありますし、そのおかしな内容を放送して多くの人に誤った情報を与えたことを重く受け止めるべきだ。
今回もやはり国産部品は3割にとどまるとの内容。
また、国産旅客機が造れないのはアメリカが軍事研究を禁止する一環で禁止されたというのが周知の事実でここまではテレビでも盛んに流しています。
それが解禁されたということは、軍事技術の研究を再開する意味があり、武器輸出の解禁と同時に捉えなければならない事象なのです。
また、それを許可したのはアメリカであり、アメリカと武器開発を一緒に進めていく一歩であるという意味があるのです。
これについてはラジオでは当然のごとく流していますが、テレビでは知る限り全く報道されず。
記者クラブメディアは、当然あるべき当たり前の視点を、政府や企業に都合のよいように意図的に省いて報道しているのではないか。
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