調べたところによると、
Beethonve: Missa Solemnis
マーリス・ペーターゼン(ソプラノ) Marlis Petersen
エリーザベト・クールマン(アルト) Elisabeth Kulman
ウェルナー・ギューラ(テノール) Werner Güra
ジェラルド・フィンリー(バス) Gerald Finley
合唱: オランダ放送合唱団 Groot Omroepkoor
管弦楽: ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 Koninklijk Concertgebouworkest
指揮: ニコラウス・アーノンクール Nikolaus Harnoncourt
収録:2012年4月19日、20日 コンセルトヘボウ(アムステルダム) Het
という録音データ。
ミサ・ソレムニスは古い時代の良い録音もありますが、今回は現代のミサ・ソレムニスを聴きたいと思い視聴。
アーノンクールは頭で考えるのが先行する指揮者。正確にいうと考えることと心の統一性が取れいない感じで、不自然な指揮が多くて好きではないのですが、この際はとりあえずは聴いてみることでしょう。
羽二重のような美しい女声の重なり合いが美しい「キリエ(Kyrie)」。
冒頭の台詞。「心より出で-願わくば再び-心に向かうよう」は「舞台「No.9-不滅の旋律-」」のクライマックスで表現されていたことと通底しますね。
天国的な合唱が終わり、ベートーヴェンらしい激しさを持った「グローリア(Gloria)」に突入。
音楽自身が持つ激しさはあるのですが、テンポのコンマ何秒のずれというか微妙なところで、なんとなく聴いていて乗り切れないのが惜しい感じ。
合唱も独唱もオケもみんなすばらしいのですが、、、。
そもそもあまり情熱的な指揮者ではなく、ベートーヴェンは向いていないでしょう。合唱を指揮するのが好きなのかな?
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