2月9日 吉田照美 飛べ!サルバドール ゲスト パックン

#その他文化活動

9日の吉田照美さんのラジオでは「実質賃金4年連続下げ 生活苦しいまま」(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016020890140309.html)について。大竹さんも吉田さんも引用するのは東京新聞でいかにほかの新聞に存在意義が無いかがわかります。

メディアはアベノミクスが失敗だったということを言わない、と吉田照美さん。

9日はモーニングバードなどでは朝から飯田泰之氏を招いて詭弁の連発でごまかすのに躍起ですからね。日銀内の議論の概要とか飯田氏が言ってた内容と実際が全く違いますが、本当に嘘ばかりをしゃあしゃあと言える人だという印象。

あえて大手メディア側に立っていえば、「アベノミクス」は気分を盛り上げる政策だから、気分をしおれさせたら責任を取らされかねないというのがあるのでしょう。しかしそれは戦中の軍部とメディアの関係と同じであることは言うまでもないことです。

市況のメカニズムは複雑ですけど、マイナス金利で打つ手のない長期停滞を見透かされたのでは?

年金が何兆円か損したということになるんじゃないかなぁ。誰も責任を取らない。無責任国家だ、というはなし。

怒らないのがびっくりだ。と吉田さん。

子曰く、唯仁者のみ能く人を好し、能く人を悪む

といいますが、自分の保身第一主義で君子(東洋の理念)の対極にいるので誰も怒らないのです。

吉田照美さんはもしかしたら日本的だから誰も怒らないと考えてらっしゃるかもしれませんが、歴史を正しく把握するなら日本的ではないからだというのが私の意見です。

パックンは今年になって仕事が激減しているのだそう。やはり○ェ○ソ○の影響でしょうか、かつてはパックンによって○イ○・○ミ○が通った道ですね。

商店街の電気屋さんが家電量販店に追いやられ家電量販店がネット通販に追いやられる。諸行無常は世の摂理です。

パックンの話は「しなきゃいけない」ということを言わない方が良いという話。「したい」というべきだとのこと。

「日本人はなになにしなきゃいけない」というのが多い、それで人をレールに押し込めようよする、と吉田照美さん。これも東洋の理念の欠如です。

404 NOT FOUND | 社会通鑑~See through the media&society~

で書きましたが。

最近では心理学でも言われることですね。

まとめは、言葉によって行動は変わるとのこと。実はこれも仏教の伝統的な精進方法なんですよね。

パックンは自己啓発本当に嫌いなの?と突っ込まれていましたけど、比較宗教学をやっているなら好きでしょう。自己啓発というのは現代の「宗教」的なにかのことですからね。質の良い言説をより分けるためにあえて距離を置いたポーズをとっているのかもしれませんね。

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