NHK ドキュメンタリーWAVE 揺れる一人っ子社会 ~中国・36年間の政策が生んだもの~

#その他文化活動

では様々な家庭に密着。

中国は超高齢化社会まっしぐらで本当ならもっと早く一人っ子政策をやめなければならなかったのだが、公務員の仕事のためになかなかやめることが出来なかったとのこと。どこの国でも不合理な政策の裏にある理由は同じです。こういったことも軍事面も日本の失敗を研究して同じ轍を踏まないでもらいたいものです。

取り締まりは地方政府に任せているらしく、中央にいい顔をするためにその取り締まりは苛烈を極めているのだそう。中央政府が狙ってそうしているのでしょう。

一人っ子で終わらせる宣言をすると国から讃えられて医療機関などで優先的な地位が与えられるとのこと。

しかし一人の子供が死んでしまうと老後をみてくれる人もおらず国は放置。国の政策の模範になったのにこの酷い扱いは何だということ。

政策に追従して裏切られるというのも戦時中の日本が典型的です。当時の日本と同じように、中にはそういう「模範」と国に認められた人がほかの人に目を光らせるということもあったのでしょうね。

2人目を秘密裏に普通に生んでしまうと戸籍がもらえず学校も図書館も医療機関も利用できないのだそうです。

戸籍を貰おうとすると、罰金は半端ではなく、大学教授にして辛うじて生きていける程度まですべて抑えられてしまう模様。

両親ともに兄弟がいるという家族が出てきましたけど、どれだけ裕福なのでしょうか。

戸籍にしても、一人っ子政策にしても、まだ少数民族の地区の方が恵まれているのかなぁ、など比べ辛い悲劇・不平等さに思いが至りました。

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